[レポート/ソフトウェア]
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RealAudio 3.0の音質は飛躍的に向上。HTTPサーバーでの発信も簡単
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http://www.realaudio.com/hpproducts/ra3.0/index.html
/article/960919/ra30.htm

 18日の午前2時前後からRealAudio 3.0のPlayerとEncoderのβ版が入手可能になっ
たので、実際に入手して実験を行った。現在、RealAudio 3.0のサーバーのβ版は配
布されていないので、編集部では3.0から可能になった、HTTPサーバーでの発信を試
してみた。なお、日本の代理店に問い合わせたところ、3.0対応のサーバーのβ版は、
現在2.0のサーバーを購入している人たちへの配布は行なわれており、将来的には一
般へのβ版の無償配布も予定されているとのことだ。
 さて、まず試してみたのは音質が実際どの程度改善されているかだ。サンプルデー
タとして、11MHzの8bitサンプリングのステレオデータを利用し、14.4Kbpsモノラル
(2.0/3.0)、28.8Kbpsモノラル(2.0/3.0)、28.8Kbpsステレオ、ISDNステレオの計
6種類の圧縮方法で聴き比べてみた。当然バンド幅が上がれば上がるほど音質は向上
している。特に、ステレオの効果は絶大で、ちょっと聞いただけで音がリアルになっ
ているのがわかる。2.0と3.0を比べると、28.8Kbpsでの違いがはっきりしており、音
の奥行きがあるように感じられた。
 次に試したのは、HTTPサーバーを使った発信だ。昨日入手したリリースによると、
Encoderにオプションがあるとのことで、くまなく探したのだがそれに相当するオプ
ションはなかった。そこで、駄目で元々と直接RAファイル(RealAudioの音声データ)
をHTTPサーバーに置き、RAMファイル(音声データの場所だけが書かれたファイル)
で従来「pnm://」と書いていた部分を「http://」と置き換え、素直にRAファイルの
URLを書いてみた。すると、まったく問題なくストリーム再生を開始した。この一連
の作業の中でHTTPサーバーの設定は全く変更していない。今までプロバイダーが
RealAudioサーバーを用意してくれないために、RealAudioによる発信ができなかった
ユーザーには朗報と言える機能だ。
 今回は、HTTPサーバー上に音質の聴き比べで利用したRAファイルをすべて置いたサ
ンプルページを用意した。実際に読者のみなさんの耳で聴き比べてほしい。なお、こ
れらを再生するにはRealAudio 3.0のPlayerが必要。2.0では再生できないので気をつ
けてほしい。
[Reported by ken@impress.co.jp]

(96年9月19日)