[ニュース]
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AT&Tらが3社が、ATMを使った「国際マルチメディアアプリケーション実験」を開始
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http://www.nttinfo.ntt.jp/dlij/NR_J/9609/960917B.html

 AT&TとKDD、NTTの3社は、9月20日よりATM(非同期転送モード)を使って「マルチ
メディアプリケーション実験」を開始すると発表した。これは、日米間の国際回線に
ATMを利用し、その上でマルチメディアアプリケーションを動かしてプラットフォー
ムを検証するという実験だ。期間は、97年2月までの6ヶ月間。
 お互いの技術を共有しながら、各社がそれぞれ別々のアプリケーションを担当して
実験を進めていくという。
 KDDは、日米間をATM上でTCP/IP接続するシステム「高速TCP/IPゲートウェイシステ
ム」を担当する。これまで長距離での接続は、伝送遅延が問題になっていた。今回、
日米間のゲートウェイにKDDが開発した遅延を大幅に解消するプロトコルを利用した
接続実験を行なうものだ。
 NTTは、「分散型知的教育システム」の実験を担当。これは、95年4月に発表した教
育システム( http://www.nttinfo.ntt.jp/dlij/NR_J/9504/950420B.html )を、ATM
上で運用するというものだ。国際回線を持っていないNTTは、この実験でATMやKDDの
「高速TCP/IPゲートウェイシステム」などを使用して、日米間での速度を検証したい
としている。20日には慶應大学の協力を得て、実験の発表会を行なうという。
 また、NTTでは、IPアドレスなどの割り振りやユーザー名を登録したりといった変
更をすることなく、日米間のLAN接続ができる「プラグ&プレイ」接続も実験する。こ
れは、ゲートウェイシステムとバーチャルLANを利用し、その上でIPアドレスなどの
自動設定をするものだ。
 AT&Tは、パソコン上で高速、高品質の多地点でのマルチメディア会議室を実現する
「バーチャル会議システム」を担当する。既にAT&Tは、KDDと組んでATMの実験を行な
っている。従来はAT&Tの研究所とKDD間での実験だったが、NTTが加わることにより、
さらに大規模な実験が行なえるとしている。
[Reported by junko@impress.co.jp]

(96年9月20日)