[ニュース]
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警察庁が「コンピュータ犯罪捜査支援プロジェクト」を設置
ネットワーク犯罪捜査を技術的にサポート
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 警察庁は、10月1日より、ネットワーク・セキュリティ対策室の中に、ネットワー
ク犯罪の捜査を技術的にサポートするための「コンピュータ犯罪捜査支援プロジェク
ト」を設置した。ネットワーク・セキュリティ対策室は、今まで主にネットワーク犯
罪の予防措置などの活動を行なっていたが、コンピュータ犯罪捜査支援プロジェクト
では全国の都道府県警の実際の捜査を支援する。
 想定されている犯罪は「刑法に触れる行為全般」とのことで、記録不正作出や業務
妨害のほか、わいせつ物公然陳列や詐欺、などが挙げられている。
 プロジェクトの任務として挙げられているのは、犯罪発生時の技術的支援、初動措
置要領の策定、証拠保全手続き等の検討、セキュリティ対策の技術的検討などで、捜
査の技術支援から捜査マニュアルの作成まで広い範囲を扱う。
 コンピュータ犯罪が増える一方、現場ではどのように捜査を進めればよいかわから
なくなっているため、ついに専門セクションが誕生したようだ。
 なお、警察庁の発表によると、昭和46年から平成7年の間に起きたコンピュータ犯
罪の認知・把握件数は、累計で189件。間接的にコンピュータを利用した犯罪の件数
は471件とのことだ。
[Reported by masaka@impress.co.jp]

(96年10月1日)