[ソフトウェア] ---------------------------------------------------------------------------- 米SGIがリアルタイム3Dグラフィクス開発用ツールキット「Cosmo 3D」を発表 VRMLブラウザー「Cosmo Player」最新版とCosmo Player APIも公開 ---------------------------------------------------------------------------- http://www.sgi.co.jp/Products/cosmo/cosmo3D/ (Cosmo 3D) http://vrml.sgi.com/ (Cosmo Player) http://vrml.sgi.com/cosmoplayer/download.html http://www.sgi.co.jp/Products/WebSpace/cosmoplayer/download.html 米Silicon Graphics(SGI)が10月3日、VRML 2.0対応のリアルタイム3Dグラフィク ス開発用ツールキット「Cosmo 3D」を発表した。 Cosmo 3Dはモーフィングや3Dオーディオなどの機能が組み込まれており、CGで作っ たキャラクターにモーフィングで表情をつけたり、映像と音声を同期させたりという ような高度なコンテンツを作成できる。また、JavaアプリケーションとCosmo 3Dライ ブラリ間を結合するJavaバインディングを提供することにより、SGIとApple、Intel、 Sunの技術協力によって定義されたグラフィクスAPI「Java3D」をサポートしている。 Cosmo 3Dは、SGIからベンダーに対して有償でライセンス供与される。ディベロッ パー用のβ版は、米国では今秋から年末にかけて出荷される予定。日本国内について は、マニュアルの日本語化やサポート体制整備の問題があるため、時期は未定とのこ とだ。 また、VRMLブラウザーの最新版「Cosmo Player 1.0 Beta2」の無料配布も開始され、 同時にCosmo PlayerのAPIを公開することも発表された。 Cosmo PlayerはNetscape Navigator 3.0およびMicrosoft Internet Explorer 3.0 対応のプラグインソフトで、VRML 2.0に対応する業界初のブラウザーだ。このAPIが 公開されることにより、ソフトウェア開発者はCosmo Playerを基にJavaプラグインソ フトを開発し、例えばリアルタイム配信の機能を付け加えるなど、VRML 2.0を独自に 拡張することができる。 VRML 2.0の最終仕様は、SGI、SONY、WorldMakerが提唱する「Moving World」をベ ースにして、今年8月に決定した。業界を牽引してきたSGIが開発キットやAPIを公開 することで、今後VRML 2.0の普及が加速するものと思われる。 なお、Cosmo Player 1.0 Beta2のWindows版とSGI版は、上記3番目(米国サイト) と4番目(日本サイト)のURLからダウンロードできるようになっている。 [Reported by takasaki@impress.co.jp] (96年10月4日)