[ニュース/衛星放送]
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郵政省が衛星デジタル放送の受信機の共用化に向けての対応策を発表
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 郵政省は、衛星デジタル放送の受信機を共用化するための対応策を発表した。衛星
デジタル放送は、10月から本放送を開始したパーフェクTVの他に来年以降DirecTV、
SkyDigital(スカイD)、JSkyBが放送を開始する。
 衛星デジタル放送の受信機は、スクランブルを解除するための暗号鍵の管理方式な
どが事業者毎に異なっているため、郵政省が受信機の共用化をメーカーや放送事業者
に要請していくことになった。
 共用化のための対策としては、次の3つが検討されている。

 ・先行するパーフェクTVの受信機と同じものを他の事業者も使う
 ・各社の暗号鍵に個別に対応し、複数のICカードスロット/ROMを持つ受信機を作る
 ・ICカードの代わりに共通規格のPCカードを使って、暗号鍵と暗号鍵管理方式をPC
  カードに入れる方式を採用する

 パーフェクTVと同じ受信機を使う方式は技術的には楽だが、スクランブルを解除す
るための鍵管理方式は、各事業者毎のセキュリティーの確保のためには重要である。
また、複数のICカードスロット/ROMをもつ受信機は、各社の独自仕様は維持できるが
受信機が大きくなることや生産コストがかかってしまうなどの問題がある。
 PCカード方式は解決策としては優れているが、この方式に変更するには1~2年位か
かり、来年夏から放送開始を予定してしているDirecTVやSkyDigitalには間に合わな
い可能性が強い。
 なお、郵政省は視聴者保護のために共用化を行政指導として要請していくが、強制
は出来ないとしている。視聴者の立場からは、衛星デジタル放送の受信機の統一が望
まれる。
 衛星デジタル放送の他に、間もなくサービスが始まる衛星データ通信も各衛星によ
り受信機が異なるが、これについてはまだ何も検討されていないとのことである。
[Reported by uesugi@impress.co.jp]

(96年10月16日)