[ニュース] ---------------------------------------------------------------------------- Microsoftが「Windows NT Server 5.0」のプレビュー版を開発者向けに配布 ---------------------------------------------------------------------------- http://www.microsoft.com/corpinfo/PRESS/1996/Nov96/MSNT5PR.htm http://198.107.140.2/pdc/ Microsoft社は、11月4日から7日にかけてソフト開発者向けの会議「Professional Developers Conference」を開催しているが、その中で「Windows NT Server 5.0(以 下、NT 5.0)」のプレビュー版を開発者向けに配布している。 実際の内容は不明だが、同社のアナウンスによれば、今回配布されているプレビュ ー版の目玉は、膨大なディレクトリ情報を簡単に管理できる「Active Directory」と 言える。NT 3.x/4.xへの搭載が可能で、KerberosやX.509といったセキュリティ技術 を備え、LDAPやX.500等のプロトコルを用いて、インターネットなどからアクセスす ることができるという。 面白いのは、NT 5.0を1本のパッケージとして発表したわけでなく、機能を持つモ ジュールごとに発表しているところだ。例えば、NT 5.0の鍵となる「DCOM」はNT 4.0 に、「ActiveServer Pages」も現在β版が配布されている「Internet Information Server 3.0」に、それぞれ搭載されている。また、分散型アプリケーションを開発・ 利用する際に用いる「Viper」や「Falcon」などの技術(いずれもコードネーム)も、 来年早々に正式公開されるという。そして最終的に、それらを1本にまとめたものを NT 5.0としてリリースするというシナリオだ。 こうしたOSのコンポーネント化は、開発速度が上がった昨今の業界動向を反映して いる。これまで開発の話ばかりで、なかなか掴み所のなかった分散コンピューティン グ技術が、いよいよ現実のものとなるようだ。 [Reported by yuno@impress.co.jp / ROKO] (96年11月7日)