[ソフトウェア/開発ツール] ---------------------------------------------------------------------------- マイクロソフトが「Visual Basic Control Creation Edition Beta1」の 開発者向けに無償配布 ---------------------------------------------------------------------------- http://www.microsoft.co.jp/developer/vbasic/VBDOWN/VBCCE.HTM マイクロソフト株式会社は、ActiveXコントロールを作成するためのVisual Basic (以下VBと略)ファミリー最新版「Visual Basic Control Creation Edition」(以下 VBCCEと略)の英語版Beta1を開発者向けに無償配布している。 VBCCEでは、新規ActiveXコントロールの作成、既存のActiveXコントロールのサブ クラス化、またはVBで作成した既存のアプリケーションをActiveXコントロールに作 り替えるなどの作業を、VBプログラミングと同様に行なうことができる。VBCCEによ って作成されたActiveXコントロールは、高速で小さなファイルサイズを実現できる という。 現在、ダウンロードできるのは英語版のみ。VBCCE日本語版の開発は現在検討中と のことだ。また、VBCCE本体だけでなく、VBCCE用のオンラインヘルプファイル、 ActiveXコントロールの作成手順などの英語ドキュメントやサンプルも用意されてい る。 さっそくVBCCEをダウンロードして使ってみた。最初に約7Mバイトのファイル VB5CCEIN.EXEをダウンロードし、インストールする。Windowsを再起動すると、スタ ートメニューにはApplication Setup WizardとVisual Basic 5.0 CCEの2つが追加さ れる。Visual Basic 5.0 CCEを起動してみると、まるでInternet Explorer 3.0のよ うなツールバーや新しいコントロ-ルがあり、斬新さが感じられる。VBCCEを試用し て、実はこれがVBの次期バージョン5.0そのものなのではないかと感じた。現行のVB を触ったことのある人ならそのまま使いこなせるだろう。 初めて起動したときにはコントロール(OCX)類が表示されないのでメニューから標 準添付のものを表示させてみた。今のところVB4スタンダード版と同等程度のものし か添付されていないようだ。データアクセス関連のコントロールは、アイコンはある ものの選択することはできなかった。 起動直後に、これから何を作るかをActiveX、Standard EXE、Control Groupの3種 の中から選択することになる。Control Groupが何を意味するのか不明だが、おそら くDLLやOCXを作成するためのものと思われる。実際にちょっとしたプログラムを作成 してみたが、手順はVB4とまったく変わらなかった。実際に出来上がったオブジェク トのパフォーマンスは不明だが、非常に強力な開発ツールとなってくれることは間違 いないという手応えを感じる。 日本語についてもFONTプロパティーの変更で十分対応できるようだ。ただし、一部 のダイアログボックスがすべてを表示しきれていなかったり選択できなかったりとい った部分が見受けられた。これは英語版のしかもベータ版であるのでいたしかたのな いところだろう。このバージョンでは、メニューにはCompileという項目があるがEXE ファイルを作ることはできなかった。 [Reported by arai@avisnet.or.jp / nagase@impress.co.jp] (96年11月21日)