[レポート]
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「メールでウィルスにかかるか」との質問へ回答
メールだけなら問題ないが、ワープロ等の文書は実行ファイルと同様の注意が必要
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 11月19日の日経新聞に「新種のコンピューターウィルス日本上陸。メールで侵入、
強い感染力」との記事が載った。これを読んだ方から、ウォッチ編集部にも「インタ
ーネットウォッチやPCウォッチは大丈夫か?」とのお問い合わせをいただいた。
 結論を先に言わせていただくと、ウォッチを読んでウィルスに感染するとは考えら
れない。
 元の記事は一見、電子メールを読むと感染するようにもとれる。しかし、よく読む
と、この記事では、ワープロ等の文書が電子メールに添付されていて、それをワープ
ロで開いたときに注意が必要ということを呼びかけているのだ。形としては、フロッ
ピー経由やダウンロードによって感染した場合と違いがない。
 最近のワープロソフトではマクロ機能が発達しており、文書の中にハードディスク
の内容を消去するなどの悪意のプログラムを組み込めたりする。たとえば3月ごろに
もMicrosoft Wordの文書中のマクロにウィルスが組み込まれたものが世界中に流れ、
騒ぎとなった。
 従来から、プログラムをダウンロードしたときやフロッピーで受け取ったときには、
ウィルスに気をつけなくてはならないと言われてきた。それと同じように、ワープロ
の文書など、マクロが入れられるファイルも、とりあえずウィルス混入を疑ってみる
という自衛策が必要となりそうだ。
[Reported by masaka@impress.co.jp]

(96年11月21日)