[木曜コラム]
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NC vs CE
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 いま米国で開催中のCOMDEX FALL96では、マイクロソフトのWindows CEを搭載した
パソコンが各種発表され、大きな話題になっているそうだ。Windows CEは、同社が数
年来開発してきた携帯型パソコン専用OSの完成型である。特に、カシオはCEを搭載し
たPCを500ドルで発売し人気を呼んでいる。
 ところで、500ドルといえば、先にオラクルが提唱したネットワークコンピュータ
(NC)と競合する価格帯であり、その違いが気になるところだ。そこで、NCと
Windows CEを搭載したハンドヘルドPC(以下CE)を比べてみた。

●NC=CE
 まず、NCとCEの共通点から見てみると、意外に共通点は少ないようだ。
    ・500ドル前後の市場価格を想定
    ・インターネットに接続可能
    ・携帯用機器に有利

●NC-CE=?
 では、NCにあってCEにないものはなんだろうか?
    ・先進性を予感させる仕様
    ・約30社(賛同企業の数:約70社-約40社)
    ・Java
    ・ネットワークを前提とした環境

●CE-NC=?
 そして、CEにあってNCにないものを考えてみた。
    ・世界一のソフトメーカー製というブランド
    ・世界一普及しているPC用OSとのデータ互換性
    ・いま存在するという現実性
    ・外部記憶デバイス
    ・めんどうな管理業務
    ・すぐ使えるアプリケーション

 少し強引な比較だったが、現時点でそれぞれに優劣をつけようという意図はない。
それぞれの特徴の一端が見えてくれば幸いだ。
(編集人 井芹昌信:internet-watch-info@impress.co.jp)

(96年11月21日)