[ニュース/新製品情報]
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NTTのイベントでインターネット端末やMN128新バージョン等が発表される
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 NTTが12月8日に開催したイベント「Now-ISDNユーザーズ祭'96」において、インタ
ーネット端末「Card de Net(仮称)」、ターミナルアダプターMN128のファームウェ
アの新バージョン、街角マルチメディアキオスク「放課後倶楽部/安ちゃん・心ちゃ
ん」が発表された。
 「Card de Net」は、セットトップボックス型のインターネット家電で(NTTいわく
「ネットトップボックス」)、プロバイダーのIDなど個人情報を記録した「IDカード」
とアクセス先などを記録した「サービスカード」の2枚のカードを差し込むことによ
り、ISDNまたはアナログ回線でWWWにアクセスする。アクセス先がカードにより決ま
るため、電話感覚で使えるのが特徴。会場では船井電機によるコンセプトモデルがデ
モとして動いていた。実際の製品は来春以降になるとのことで、価格は3万円以下に
なる予定。WWWブラウザーの機能としては、表やフレームをサポートし、RealAudio等
のいくつかのプラグイン相当の機能を内蔵する計画とのことだ。
 現在、Card de Netには、NTTデータ通信、ユーカード、船井電機、大日本印刷、凸
版印刷らが賛同。3月には、Card de Netの推進団体CCIJ(Card Computer Initiative
Japan)を設立、夏ごろには本格事業化を目指す。まずは来年初頭からモニターユー
ザーを対象としたトライアルを開始する。
 また、NTT-TEより発売されているターミナルアダプターMN128についても、ファー
ムウェアの新バージョン「Ver.2.0」が発表された。Ver.2.0では、Band On Demand
(BOD)の機能が特徴。トラフィックを検知し、それにあわせて64kbps(Bch×1)と
128kbps(Bch×2)を自動的に切り替える。12月24日から、NTT-TEおよびBUGのホーム
ページで無償ダウンロードできるようになる予定。また、1月末には、アナログ回線
の呼び出しも検知してバンドを切り替えるVer.2.01もリリース予定。
 同時に、MN128にIrDA通信機能をつけた機種「MN128IR」も発表。通常のTAのように
シリアルでPCにつないだまま、同時にIrDAによる赤外線通信でノートPCからもISDNが
使える。現在予約受付中だが、予約数に応じて価格等も決まり(1万台で49,800円を
予定)、予約が少ない場合は製造を中止するとのことだ。
 3つ目に発表された「街角マルチメディアキオスク」は、以前から試験的に渋谷に
置かれていた「放課後倶楽部」で、硬貨を入れると写真を撮ってホームページにして
くれるもの。今回の発表では、若者向けバージョン「放課後倶楽部」と、家族向けバ
ージョン「安ちゃん・心ちゃん」の2タイプが提示された。実機としては、プリクラ
(シールプリント)機能を備えた「放課後倶楽部PLUSシールごっこ」が船井電機より
1月末に150万円で発売を予定されている。
[Reported by masaka@impress.co.jp]

(96年12月10日)