[ニュース]
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松下電器がCATV網を使ってインターネット接続を実現するための
ケーブルモデムを発売
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http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn961212-1/jn961212-1.html

 松下電器産業株式会社は、ケーブルテレビ網を使ってインターネット接続を実現す
るためのケーブルモデムを開発したと発表した。'97年1月より藤沢ケーブルテレビ局
と共同でケーブルモデムのフィールド実験を開始し、'97年7月より発売する予定。販
売価格は7万円程度を目指しているという。
 ケーブルモデムとは、既存のケーブルテレビの同軸ケーブル網を使ってデータ伝送
を可能にする変復調装置のこと。今回同社が開発したのは伝送速度非対称型のもので、
下り(ケーブルテレビ局→利用者)が30Mbps、上り(利用者→ケーブルテレビ局)が
最大9Mbpsの伝送速度を実現している。他に、米DES方式相当の独自ブロック暗号方式
を採用し、伝送路上のセキュリティーを確保しているという。
 ケーブルテレビ網を使ってインターネット接続サービスを実施・準備している企業
はすでに多数あるが、そのうちの2事例を紹介しよう。東急ケーブルテレビジョン
(東京都渋谷区)は、ヒューレット・パッカード社のケーブルモデム「Quick Burst」
(上り3Mbps、下り30Mbps)の採用を決定し、近々最終テスト運用を開始する。正式
の有料サービス開始は'97年4月を予定している。タウンテレビ金沢(横浜市金沢区)
はモトローラ社の「CyberSURFER」(上り768kbps、下り30Mbps)を採用し、'96年11
月よりテスト運用を開始している。こちらも正式サービス開始は'97年4月の予定。そ
の他ケーブルモデムは、東芝・パイオニア・三双電気・ランシティなどが開発してい
る。
[Reported by nagase@impress.co.jp]

(96年12月17日)