[CATV]
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栃木ケーブルテレビが非対称型ケーブルモデムによるインターネット接続実験を実施
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 栃木ケーブルテレビ株式会社は、12月18日、ケーブルテレビ網を使用したインター
ネット接続実験を実施した。
 この実験では、栃木市役所と栃木商工会議所にケーブルモデムを接続した端末を設
置し、センター機器を設置した栃木ケーブルテレビ局舎から富士通のインフォウェブ
に接続した。今回は地域の関係者を集めて、WWWを利用することで電話回線との速度
の違いを体感してもらうというものだったが、栃木ケーブルテレビでは97年10月頃の
事業化を目指し、今後も様々な実験を行なう予定とのことだ。
 実験に使用されたのは、パイオニア株式会社の「非対称ケーブルモデム」だ。デー
タ転送速度は、下り(ユーザーの受信時の速度)が30Mbps、上り(送信時の速度)
7.5Mbps(128Kbps×60ch)となっている。非対称ケーブルモデムを使った公開実験が
行なわれたのは、日本では今回が初めて。
 パイオニアでは、ケーブルテレビの加入者の大半が一般家庭で、ユーザーにとって
みればデータ送信よりも、WWW利用など受信時の回線速度の方がニーズが高いとみて
いる。上りと下りの速度が同一の「対称型ケーブルモデム」については、ニーズがあ
れば製作する考えだが、当面は非対称ケーブルモデムにしぼって研究を行なうとのこ
とだ。
[Reported by takasaki@impress.co.jp]

(96年12月20日)