[イベント] ---------------------------------------------------------------------------- 3月のモンゴル・シベリアの皆既日食を海外・国内の複数地点から生中継 ---------------------------------------------------------------------------- http://www.solar-eclipse.org/ (2月より正式オープン) http://nvat.meshnet.or.jp/ (NVATのページ) 国内のメーカーや通信会社、天文台、プラネタリウム、日食愛好家グループが 「LIVE! ECLIPSE 97実行委員会」を結成、3月9日に起こるモンゴル・シベリアの皆既 日食をインターネット上で生中継する。 中継は、シベリアのシルカ(Shilka)、モンゴルのダルハン(Darhan)のほか、部 分日食が観測される国内5箇所(仙台、東京、和歌山、種子島、沖縄)から行なわれ る。 シベリアからの映像は、動画で生中継され、受信にはNECが配布しているソフト 「NVAT」(Windows 95版のみ)が必要となる。配送は画質優先でデータ量が大きいた め、NECの話ではISDN以上の回線速度が望ましいとのことだ。なお、回線容量に難の ある人のために、静止画も用意される。 また、国内の映像は、定期的に更新される静止画をホームページ上に掲載する。モ ンゴルからの映像の中継方法は現在検討中。ほかに、国内で一般から5人の「日食レ ポーター」を募集。機材を貸し出してビデオカメラで中継する。応募方法については、 追ってアナウンスするとのことだ。 当日は、科学技術館、葛飾区郷土と天文の博物館、みさと天文台などにおいて、イ ンターネット中継の模様が公開される。 中継に先立ち、2月上旬から日本語と英語のホームページを開設。日食について解 説するほか、日食グッズの販売やメッセージボードなどのコーナーを用意する。 なお、「LIVE! ECLIPSE 97実行委員会」は、実行委員長に、満月のインターネット 中継などで知られる和歌山「みさと天文台」の尾久土正己氏を迎え、NEC、NTTドコモ、 葛飾区郷土と天文の博物館、和歌山大学らが参加する。 ◎問い合わせ先 LIVE! ECLIPSE 97実行委員会 E-Mail support@solar-eclipse.org [Reported by masaka@impress.co.jp] (97年1月22日)