[サービス] ---------------------------------------------------------------------------- 01:エキサイト、女性向け総合ポータルサイト「Woman.Excite」を25日から新設 女性ユーザーの増加にいち早く対応 ---------------------------------------------------------------------------- http://woman.excite.co.jp/ エキサイトは、大手ポータルサイトとして初めて女性に特化した総合サイト 「Woman.Excite」を25日から開設する。「Thanks.女で生まれたこと。Excite.毎日の 生活」をキーワードに、未婚既婚を問わず主に20代から30代前半の働く女性や主婦を ターゲットとする。 このサイトは、コンテンツやシステムを女性向けに新しく構築し直した。 Woman.Exciteのトップページには、毎日のニュースや占い、天気のほか、今日のドラ マ、今日のごはんといった実際に生活の中で必要になる日替わり情報を提供する。チ ャンネルは、LOVE&結婚、ファッション、ビューティー&ヘルス、Exciteママ、グル メなど14チャンネルで、これまでのExiteと同様に全チャンネルともチャット、掲示 板サービスが連動している。なかで、キャリアアップ・チャンネルでは、コンテンツ 提供を受けることでテンプスタッフと提携した。 検索サービスでは、もちろんアダルトコンテンツを排除できるエキサイトプロテク ターが利用可能。また、Woman.Exciteで期待通りの検索結果が得られなかった場合、 通常のExciteの検索結果に直接アクセスする機能もついている。 さらに、米国ではすでに採用されているナビゲーションシステムも今回新たに搭載 した。これは、初心者でも自分が現在サイト内のどの階層にいるのかが視覚的にわか るシステム。 今回、女性向けに新サイトを立ち上げたことについて、山村幸広GM日本法人責任者 は「すべてのコンシューマー・サービスは女性に支持されないと成長しない。女性向 け総合サイトでナンバー1を目指すとともに、女性ユーザーの更なる拡大に業界の先 陣を切って貢献していきたい」と述べた。また、収益性からみても「不況下にあって も雑誌の女性向け広告は減少しないとされるが、インターネット上ではまだそういっ た女性をターゲットとする広告メディアが少なく、そういったサイトとしても伸ばし ていきたい」とし、Woman.Excite単体で2000年12月末に100万ページビュー、広告収 入2億円、ショッピング収入3億円を見込んでいる。 実際に、女性ユーザーは日本でも増加してきている。20から30歳の女性のWWW利用 率は、1999年3月の5.9%から1999年9月には18.6%になり、30歳代の女性では同3.0% から8.1%にそれぞれ増加。Exciteでも、女性ユーザーの割合は現在30%を超えてき ているという。 一方、競争が一段と激化しているサーチサイト業界だが、今後の展開について山村 氏は「技術やサービスはどんなに新しいものを生み出しても、結局はキャッチアップ が繰り返されるだろう。最後はブランドの戦いになるのは必至で、ブランド力をどの ように構築していくかがポイントになる」と語った。 ◎関連記事 エキサイト、アダルトサイトを除外できる新機能「プロテクター」を開始 /www/article/1999/1110/excite.htm [Reported by betsui@impress.co.jp] (99年11月25日)