-1999年6月30日-
スーパーカミオカンデにて世界初の人工ニュートリノ観測に成功
茨城県つくば市の高エネルギー研究所(KEK)から発射された人工ニュートリノビームを、約250km離れた岐阜県神岡鉱山地下にある東大宇宙線研究所のスーパーカミオカンデにて観測したという。ニュートリノはこれまで質量が0であると思われていた素粒子であるが、東大宇宙線研究所らによる報告で、質量がある可能性が高まってきている。もしニュートリノに質量があれば、宇宙の重さはこれまで考えられてきたよりもずっと重いことになる。スーパーカミオカンデのホームページでこの世紀の大発見を確認しよう!
[Reported by hase@cyberdude.com]
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