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-2000年1月17日- イサドラ・ダンカン・ヘリテッジ・ソサエティ・ジャパンhttp://www.duncandance.org/idhsj/
モダンダンスの先駆者イサドラ・ダンカン(1878-1927)の名は、ダンスをする方なら一度は聞いたことがあるだろう。また、NHKスペシャルの「映像の世紀」で紹介されたのを見た方も多いと思う。彼女は、クラシックバレエへのアンチテーゼとして、即興性とメッセージ性の強いダンカンダンスを生み出した、アメリカ生まれのダンサーだ。ギリシャ風の衣装に裸足で踊るという自然なスタイルは、当時ヨーロッパを中心に一世を風靡した。そして、貧しい家庭に生を受け、幾多もの恋の変遷を重ねた上に悲劇的な最期をとげた劇的な生涯は、小説や映画で何度も描かれてきた。イサドラ・ダンカン・ヘリテッジ・ソサエティ・ジャパンは、ダンカンダンス4代目継承者メアリー佐野が設立したダンカンダンスの活動拠点。ちなみに「映像の世紀」でダンカンダンスを踊っていたのはメアリー佐野だ。 [Reported by 齋藤 正穂] |