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-2000年1月25日- 三内丸山遺跡へようこそhttp://www.pref.aomori.jp/sannai/
縄文の都、三内丸山遺跡。面積39万平方メートルに及ぶこの遺跡は、現代からおよそ5,500年前から4,000年前までの1,500年間もの間、まさに縄文文化の中心地として栄えた。遺跡内には、おそらく祭祀に使われたのであろう大型掘立柱建物や大型竪穴住居が復元され、縄文のたたずまいを今に伝えている。考古学における縄文の研究はこの遺跡の発掘によってひっくり返されたといっても過言ではない。縄文時代ははたして本当に平等な社会だったのか、その当時に栽培・農耕があったのか、交易や交流が思うよりも広範囲に及んでいたらしいなど、今でも謎は深まるばかりである。 [Reported by Takayuki Masuda] |