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－2000年5月26日－
IBM e-コラム 伊藤穣一 NPOバイアウト：コミュニティーにおけるビジネスの可能性
'95年～'96年頃のインターネット黎明期、あちこちで「ネットが世界を変える」みたいな理想論が活発に交わされていた。
当時は夢想だったものは、今や次々と実現。例えば、ネットベンチャー企業が短期間でIPOする事ができる。月並みすぎるが、いい時代になったものだと思う。そうネット社会はとりあえずの目標を達成したのだ。さてじゃあ次は何をしよう、どこに行こう。と思って見回すと、ここに面白い提言がある。ネオテニー伊藤穣一氏の「NPOバイアウト」だ。一言で説明すると、企業株式をユーザーが買い取ってしまい、NPOにしちゃってもいいんじゃないってことだ。
もちろん議論の余地はある。NPOバイアウトはうまくいかないかもしれない。しかし思い出して欲しい。昔は「インターネットは空っぽの洞窟」という人もいたのだ。
[Reported by HOSAKA the G33kSt@r]
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