-2000年8月9日-
物に光を当てて様子を探るという方法は昔から使われてきた。この光を、とても強く範囲を狭めたら、細かいことも分かるのではないだろうか。その目的で作られた装置がこの“SPring-8”だ。電気を帯びた粒子をぐるぐるまわすことにより、人工的に強い光を発生させ、科学の理解へ使おうというのが目的だ。 カレーの中の毒物を調べるという不穏当な使われ方もされたが、近い将来に新発見が次々となされることが期待できる。 [Reported by tatekawa@star.email.ne.jp]
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