やじうまWatch1997/01/26-31 |
97/01/31
NEWS.COMによると、AOL事件に続き、Pacific Bell Internet Servicesでメールが届かないというトラブルが発生しているらしい。
NIKKEI NETは、日本ガートナーグループ(データクエスト)と野村総合研究所によるパソコン出荷台数の調査レポートについて、「NECのパソコン出荷シェア急低下--民間調べ、富士通は拡大」という見出しの記事を出している。また、asahi.comは、「パソコン出荷数が鈍化」という見出し。それに対し、海の向こうのNEWS.COMは、「日本はパソコンブーム(PC sales to boom in Japan)」という見出し。
InfoWorldによると、JavaSoftが100% Pure Javaのホワイトペーパーを今週末か来週の頭にもリリースするそうだ。ちまたでは、ホワイトペーパーより先に100% Pure Javaを主張するJavaアプリが出回っており、何か変な感じがする。さあ、どうするMicrosoft。
23日付けのWall Street Journal紙の記事内容に対して、Appleが反論している。一つはApple自身によるもので、もう一つはTime誌によるもの。しかし、いずれをとっても、苦しい…。たしかに洗練されたユーザーインターフェイスは優れていると思うが、バックグラウンドでフロッピーディスクのフォーマットすらできないというのは、時代遅れと言われても致し方ないところではある。
97/01/30
NEWS.COMによると、以前から噂のInternet 2がいよいよ実現に向けて動き出すという。半年後を目処にがんばっているところらしい。今より100倍も速くなるというのは本当? それにしても、www.internet2.eduとは、すごいドメイン名。
最近、繋がらない問題を引き起こし、話題騒然のAOLが、ようやく対応策を打ち出した。1ヵ月分の会費を返済、電話サポートの人員増強など。
NIFTY-Serveのアナウンスによると、29日の午後3時から30分にかけて、コネクションが切れるなどの不具合があったそうだ。原因は、午後3時公開のWindows 95版のNIFTY Manager 3.00のダウンロード集中らしい。97/01/29
InfoWorldによると、WWWブラウザーのシェア争いでMicrosoftのInternet Explorerが大きく躍進していることがZona Researchの調査で分かったそうだ。現状では、Netscape Navigatorが70%、Internet Explorerが28%。また、一人当たりの使用ブラウザー数が平均1.98というデータも面白い。
NEWS.COMによると、FBIが散在する海賊版ソフトウェアを取り締まるため、インターネット上で潜入捜査を行なうらしい。FTP、IRC(チャット)、BBSがその対象となるようだ。しかし、捜査の手が届く範囲はあくまでもアメリカ国内であるため、どれだけ有効に機能するのか興味深いところ。
1月22日にasahi.comおよび朝日新聞の記事をこのコーナーで「勤務中に作成したデータは誰のもの?」という見出しでお伝えしたが、その記事の内容が、その後の「FOCUS」の取材で事実と全く異なっていることが分かった。実は、消されていたはずのデータがハードディスクに全て残っていたのだという。当のasahi.comでは、28日付けで「テレビ自己批判の試み」という特集を組んでいるが、この際「新聞自己批判」もついでにやってみてはいかがだろうか? なお、この「FOCUS」の記事は、1月31日、WWW上に全文掲載される見込みだ。
97/01/28
TechWireが、Internet Access Coalitionによる調査結果を紹介している。興味深いことに、インターネットが一般の電話回線に負担をかけているわけではなく、貧弱な電話回線がかえってインターネットのトラフィックを増大しているのだという。つまり、適切な投資を怠った電話会社に責任がある、というわけだ。
TechWireによると、AOLの繋がらない問題がとうとう州レベルの話になってしまったらしい。いずれにしろ、1プロバイダーがこれほど大きな話題を生むというのも、なんだか時代を象徴しているように思える事件だ。案外身近な話でもあるので、気になるところだ。
「The New York Times」紙によると、Appleの幹部がIntel製のチップを採用すると言ったとか、言ってないとか…。ビル・ゲイツと会談したとか、してないとか…。
97/01/27
NetGuideが、インターネット上の優秀なコンテンツやサービス、ソフトウェア、あるいは関連するハードウェアなどを選定する「The NetGuide Awards」を開催する。誰でも作品をノミネートしたり、投票したりすることができるほか、AOL(America Online)上での議論に参加することも可能。
JamJamは、『「ヤクザ」のホームページ是か否か』と題して、広く一般からの意見を募集している。しかし、該当ページはすでに削除されているため、確認しようにも確認できない。