3月までは、ビジネスに便利なサイトをご紹介してきましたが、この4月からはビジネスに役立つ無料の便利ツール(アプリケーション)をご紹介していきます。(編集部)
● こんなところが便利!
縦長のWebページ全体のスクリーンショットが、簡単に保存できる。設定箇所も少ないため、初心者でもすぐ使える。
● Webブラウザでスクロールしないと見えない部分も楽々キャプチャ
メモ代わりや、説明書作りなど、Webページのスクリーンショットを撮る必要性に迫られたとき、画面キャプチャツールを使って手軽に保存する方は多いはず。ただし“表示されている部分だけ”しか保存できないことで、イライラした経験はないだろうか。
そんな悩みを解決してくれるのが、縦長のWebページも一発でキャプチャできる「WinCap」である。
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「あと1cmくらい下まで表示できれば肝心のボタンが……でもディスプレイの解像度が限界で表示できない!」といった悩みから解放される「WebCap」。商用利用の制限はない
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ダウンロード後に解凍したファイル。猫のアイコンをクリックすると起動する。インストール作業不要で、レジストリの書き換えも行なわない
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● 簡単操作で、BMP、JPG、PNG形式で保存
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Internet WatchのTOPページをキャプチャしてみた
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「WebCap」の画面は、シンプルなタブブラウザ風のデザインになっている。猫の写真があしらわれたアイコンをダブルクリックして起動したら、キャプチャしたい画面のURLをアドレスバーに入力し、[移動ボタン]を押して表示する。IEの「お気に入り」も呼び出し可能だ。あとは、カメラのアイコンをクリックすれば保存完了。
縦長のWebページをブラウザウィンドウの枠ごとキャプチャできる無料ツールは少ないので、プレゼンなどで画面を1枚の画像におさめる必要がある時は非常に便利だ。スクロールしながら複数の画面キャプチャをとり、あとで1枚につなぎ合わせる面倒な作業は不要になる。
難しい設定や操作が一切不要なため、初心者でも簡単に扱える点もありがたい。動作環境は「Windows XP」となっているが、Windows Vista SP1でも動作した。ただし、筆者の環境ではJPEGで保存しようとするとエラーが出た。Vistaの環境で同様の問題が出る場合は、PNGかBMP形式で保存してみるといいだろう。
[設定]では、キャプチャの保存場所の指定、保存ファイル名のフォーマット指定、保存形式の指定、プロキシ設定ができるので、必要に応じて変更しよう。ただしフレーム構造をもつWebサイトのキャプチャはできない。また、ブラウザの枠をつけることはできない。
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カメラのアイコンをクリックするだけでキャプチャは完了する
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保存先やファイル名、ファイルタイプの指定も可能
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関連情報
■URL
WebCap
http://uchijyu.hp.infoseek.co.jp/
2008/04/08 13:19
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すずまり 大学卒業後、システム開発会社→ISPの営業企画→フリーのWebデザイナー→フリーのライター、とどんどん脱線。オンラインサービスからソフトウェア、ハードウェアまでIT関連のレビューを中心に活動中。趣味は写真。キックボクシングのリングサイド撮影が講じて、現在は目黒の某ジムの練習生に。現在の目標はミドルキックの上達とくびれの復活。 |
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