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バラ100本で2,800円! クリスマスは豪華にバラ三昧で!
「花束・バラ・花卸販売サンモクスイ」


 クリスマスまであと2週間ちょっと。街は「クリスマスツリーめぐり」ができるぐらいイルミネーションで華やかですね。今回は、そんなロマンチックな時期にぴったりのアイテム、“バラ100本”を格安で購入できる、花の卸売り販売のサイトをご紹介します。


自宅で花を楽しむなら「価格重視」で

サンモクスイ
http://www.rakuten.co.jp/hanashinwa/

花の仲卸と一般向けの販売を行なうサンモクスイのサイトは楽天内にある。まずは「薔薇100本 2800円 共同購入」のコーナーと「花激安花のバイキング」コーナーをチェック
 花をネットで購入するというと、一般的にはギフトとして贈る場合が多いと思いますが、この花ギフトの使いこなしが、実はなかなか難しいのです。「ギフト」という、少しの失敗でも大きな問題になるアイテムであることはもちろん、生花であればその鮮度もとても重要ですし、誕生日や記念日など、届くタイミングが少しでもズレれば意味がなくなってしまうこともあります。

 こうして、「誰かに贈るための花」にはかなり気を遣うものですが、自宅で花を楽しむとなるとまた話は別。気軽に楽しめる価格であることがいちばんです。ただ、毎日部屋に花を置きたいと思っても、なにせ花は値段が高いのがネック。「バラの花」ともなると、さらに手が届きにくいのではないでしょうか。

 そんな、花を日常的に楽しみたい方におすすめなのが、今回の「サンモクスイ」( http://www.rakuten.co.jp/hanashinwa/ )です。目玉は、バラ100本2,800円(税込2,900円)の共同購入。普段、生花店の店頭だと1本100円でも安いと感じるバラが、100本で2,800円という価格になにより驚きます。


支払いは代引きのみ、メルマガ登録をおすすめ

 「花束・バラ・花卸販売サンモクスイ」は、名前からもわかる通り、もともと生花の仲卸を行なっている会社。花束などの販売もありますが、おすすめは「薔薇100本 2800円 共同購入」のコーナーと、「花激安花のバイキング」コーナーです。

 「薔薇100本 2800円 共同購入」のコーナーでは、楽天市場の共同購入方式で、開催中は1本28円(税込29円)、100本単位で購入できます。不定期開催なのですが、現在ちょうど12月13日(水)まで開催中です(数量限定なので早期終了する可能性があります)。クリスマス前には仕入れ価格が上がるため、多少価格が上がる可能性があるものの、いまのところ、12月13日以後の追加予定もあるそうです。

 この共同購入で販売されているバラは輸入もの。夏がオフシーズンで、秋口から5月の母の日が終わる頃までがシーズンだそうです。ですから年明け後も、シーズン中は仕入れ額とのバランスがとれる限り続ける予定とのこと。

 入札すると、最終価格になったあと、共同購入の期間の終了を待たずに順次発送され、日付の指定はできません。発送が完了したあとにメールで連絡が来ますが、花は生もので傷みやすいのと、支払い方法が代引きのみなので、受け取り日には注意したいところです。

 もひとつの「花激安花のバイキング」コーナーは、サンモクスイに入荷した商品を順次販売しているコーナー。このコーナー、とても長い1ページに作られていて、写真も多いのでダイヤルアップやモバイル環境ではかなり重く感じるかもしれません。ただ、店舗側としては「インターネットに慣れてない方にも見やすいように」と、あえて1ページにまとめているそうで、確かにあちこちクリックする必要なく一覧できるという点では便利です。

 ここにも、200本で980円のパンジーや、50本で900円のスイトピー、1本20円(100本単位)のスプレーバラ、1本48円のバラ(20本単位)など、格安の花が満載。一度売り切れになっても、入荷すればまた復活しますので、サンモクスイのメールマガジン( http://www.rakuten.co.jp/hanashinwa/news.html )に登録して入荷状況をチェックするのもおすすめです。このメールマガジン、ほぼ毎日配信されるので、メールの数を増やしたくないという方には向きませんが、不定期で実施されるバラの共同購入の実施の確認には、とても便利です。


届いたバラは“水上げ”や“湯上げ”を

 共同購入で購入したバラは、箱詰めで届きます。“100本のバラ”のイメージからすると、あっけないぐらいコンパクトな箱ですし、花も小さくまとまっていて、“ミニバラ”のように感じます。それもそのはず、サンモクスイは仲卸ですから、販売している花は生花店が店頭に出す前に行なう、さまざまな処理がなされていない状態なわけです。

 海外からの輸送、さらに購入者への宅配は生花には大きな負担になります。ですから、届いた花はサンモクスイのホームページで輸入バラに勧められている「湯上げ」( http://www.rakuten.co.jp/hanashinwa/459449/ )を行なって復活させます。この手順は以下の通り。

 1.上から2~3枚だけを残して葉を取り除く
 2.10~20本単位で、首を伸ばしながら、紙で巻く
 3.茎の下端を2~3cm切る
 4.沸騰したお湯に1~2cmぐらいを3~5秒つける
 5.全体の下から2/3がつかるぐらいの深水につけて半日置く
 6.半日後、お湯につけて変色した茎の部分を水の中で斜めに切り落とす

 これを行なったところ、見事イメージ通りの豪華な“100本のバラ”になりました。買うときには、面倒くさいかも……と思っていた湯上げの作業ですが、やってみると作業自体は1時間もあれば十分で、花をさわること自体に癒される感じがしました。


届く箱は、予想よりもずっとコンパクト 20本の束。花は小さく詰まった状態

一度茎の下端を2~3cm切り、葉を取ったら煮立った熱い湯に先だけつける 湯につけたら深水につけて半日置く

変色した部分を水の中で斜めに切り落とす 厚紙をほどくと咲き誇ったバラが!


家中バラだらけ&夢のバラ風呂も

バラ風呂も好きなだけできます
 湯上げ処理で元気を取り戻したバラは、10本単位でも十分花束として存在感のあるしっかりしたもの。玄関、居間、デスク……と家中に飾りましたが、花瓶が足らずに困ったほどで、飾りきれない分はご近所におすそ分けして大感激されました。「バラが嫌い」という女性はめったにいないですからね。

 もともと、“夢のバラ風呂”をやってみたかったのですが、あまりに豪華に咲いているバラを根元から切り落とすのにとても罪悪感を感じて、しばらく飾ってからバラ風呂にして楽しみました。写真は1週間経ったあとのバラですが、それでも寒い玄関に置いていたせいか、切り花用の栄養剤を使ったせいか、十分元気。ただ、本当は湯上げしたあとの元気いっぱいのバラの方が、さらに豪華なバラ風呂になるかもしれません。

 1年の中で、特にバラの似合うこの時期。人が集まるパーティも多いので、ネットで安く購入できる花で、自宅もクリスマス前のロマンチックな雰囲気を演出してみてはいかがでしょうか?


湯上げ前の状態からは想像できないほど元気に 翌日以降もとても元気。1週間近く楽しめました

URL
  「花束・バラ・花卸販売サンモクスイ」
  http://www.rakuten.co.jp/hanashinwa/
  西村敦子の「使える! まる得サイト」バックナンバー一覧
  http://internet.watch.impress.co.jp/cda/marutoku_backnumber/2006.html


2006/12/08 12:27
西村敦子(にしむら あつこ)
1973年東京都生まれ。IT系出版社を経てフリーライター兼編集者に。「お得」「半額」「限定」に弱く、お得サイトを見つけては知り合いにメッセンジャーで送りつけている。ブックマークからリアルの机の上まで、整理が苦手なのが悩み。

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