Internet Watch logo
記事検索
バックナンバー
【 2009/06/12 】
Amazonヘビーユーザーにおすすめ!
100円の商品1つでも配送料無料で届く「Amazonプライム」
[14:16]
【 2009/05/29 】
お得な価格で発送も迅速!
ソフトドリンク&フードのお店「ごっくドリンクMショップ」
[14:20]
【 2009/05/15 】
おいしい新潟県産パック米が1個88円!
ひとり暮らしにうれしい「越後のごはんや たかの」
[11:19]
【 2009/04/17 】
キッチングッズからキャラクターグッズまで揃う
品揃え充実の100円ショップ「ひゃくえもん楽天店」
[14:59]
【 2009/04/03 】
花見に最適! 冷えたビールが配達料無料で今日届く!
お得な配達サービス「なんでも酒やカクヤス」
[11:30]
【 2009/03/27 】
ブロガーにおすすめ! サンプリングサービスからお得情報まで
新商品も試せる「サンプル百貨店」
[14:44]
【 2009/03/13 】
新鮮野菜やセレブな高級野菜をお得価格で!
大田市場直送のサイト「セレブ・ランド」
[10:55]
【 2009/02/27 】
無印良品週間なら10%オフ! アウトレットや割引クーポンもある
意外にお得な「無印良品ネットストア」
[11:22]
【 2009/02/13 】
20円の格安商品が並ぶコーナーも!
サプライ品と周辺機器がお得「エレコムわけありショップ」
[11:00]
【 2009/01/30 】
インテリアから日用品までアイテム豊富!
ホームセンター「コーナン eshop」
[11:17]
【 2009/01/16 】
特典満載、ポイントも貯まるお得な出前サービス
出前宅配の総合サイト「楽天デリバリー」
[11:06]
【 2008/12/26 】
Lサイズ1枚7円、LWサイズも9円の格安DPE!
デジカメDPEの「インターネットプリント」
[14:59]

400文字まで基本料金。文字数制限に悩む必要なし!
840円の格安電報「ビジネス電報」


 結婚式の祝電やお葬式の弔電など、冠婚葬祭用途をメインに現在も便利に使われている「電報」。メッセージを受け取る側が後からゆっくり見直すことができ、保存もできるため記念になります。今回は、格安で電報が送れる便利なサービスをご紹介します。


1通840円で、タイミングよく電報を送る

ビジネス電報
https://www.bd800.com/

全国に1通840円で送れる「ビジネス電報」。最大400文字まで基本料金で送れます
 最近では電子メールやSNSの普及で、手書きの手紙を出す機会はすっかり減ってしまいましたが、冠婚葬祭でいまだ活躍しているのが「電報」です。電報は、急な用事で出席できなくなってしまった友人の結婚式から、遠方で出席できない葬儀まで、タイミングを逃さず「形」にすることで気持ちを伝えられる、便利なツールです。

 10年ほど前にNTTがインターネット上で電報を受け付ける「D-MAIL」サービスを開始しました。D-MAILを利用することで、漢字をわざわざ口頭で説明するような手間がなくなり、電報はより使いやすくなりました。私自身もぬいぐるみと一緒に届けられる「キティちゃん電報」を友人の結婚式に送って喜ばれた経験がありますし、海外に行っている最中に知人のご親族に不幸があったときも、D-MAILから「お悔やみ電報」だけは送ることができました。電報は地味な存在ですが、いざというときに頼りになるサービスなのです。

 この電報、送るのをうっかり忘れていた時でも、当日19:00までに申し込めばその日のうちに配達してくれる便利さも魅力なのですが、その分料金は少々高め。NTTの漢字電報の料金は、25字まで660円(税込693円)の基本料金に、5字までごとに90円(税込94.5円)の累加料がプラスされたもの。これに台紙の値段や、ぬいぐるみ・花などのオプション料金が加算されます。支払いは個人はクレジットカード払い、法人は毎月20日締めの翌月末銀行振り込みも選択できます。

 つまり、台紙を選ばずにひとことで済ませば、税込693円から送れるわけですが、わざわざ冠婚葬祭に味気ないスタンダードな用紙で送ることも少ないでしょう。となると、やはり1,500円、2,000円と台紙料金をプラスして、3,000円程度の出費になることが多いのではないでしょうか。

 この出費を1,000円以下にできるのが、インターネットの電報サイト。NTTとは関係なく、ベンチャー企業数社がサービスを行なっており、たとえば、ネット電報の「VeryCard」(http://www.verycard.net/)は300文字まで1,260円、当日14:00までに申し込めば即日配達が可能です。そのほかにも、電報屋「エクスメール」(http://www.exmail.co.jp/)のサービスなら最大400文字まで税込み1,000円、最短で前日の17:00までに申し込めば翌朝10:00までに届きます。

 今回紹介する「ビジネス電報(https://www.bd800.com/)」もそんなインターネットの電報サイトのひとつ。夕方17:00までに申し込めば翌朝10時までに配達される「翌日便」が税込み840円から、当日15:00までの受付で即日配達される「即日便」は税込み945円から利用できます。文字数は最大400文字と十分で、無理に文字数を減らす必要がないのも魅力です。


17:00までに申し込めば翌朝10:00までに到着する「翌日便」がおすすめ

台紙の種類は、翌日便でお祝い・一般用が29種類、お悔やみ用が22種類。それぞれ2種類ずつ、840円以上の豪華な台紙も用意されています
 ビジネス電報は当初、法人向けとしてスタートしたサービス。一般向けにもサービスを開始したのは2005年の1月と、2年ほど前から運営されています。設立の経緯から当初は法人利用の割合が多かったものの、今では個人のユーザーの方が多いそう。

 ホームページのデザインが全体的にとてもシンプルなのですが、実際に使ってみると「お祝い用・一般用」、「お悔やみ用」にそれぞれさまざまな台紙が揃っていますし、オプション用のプレゼントも用意されていてて必要十分といった印象です。サービス内容は、前日に申し込む「翌日便」と、当日でも申し込める「即日便」のふたつ。どちらも宛名や差出人以外の本文だけで全角400文字まで送ることができ、書体も「ゴシック体」「明朝体」「行書体」「ポップ体」「丸ゴシック体」の5種類から選べます。

 翌日便は最短で17:00までに注文すると翌日の朝10:00までに届くサービスで、配達自体は郵便局から届きます。東京・日本橋にあるビジネス郵便のオフィスから全国に発送されるため、締め切り時間は配達先の地方によって異なります。

 たとえば、配達先が関東地方や、名古屋市内・大阪市内・長野市内・仙台市内などであれば前日の17:00まで、新潟市内、奈良、兵庫、福岡などであれば前日の14:00まで、もっとも締め切りが早い北海道の一部、青森、秋田、岡山、徳島などの四国、大分・宮崎などでは前日の10:55が翌日便の締め切り時間です。配達先別の具体的な締め切り時間は、トップページ左上にある「急ぎの電報、間に合いますか?」のリンクから郵便番号を入力して調べることができます。

 翌日便の場合、受付自体は24時間行われていますが、発送業務は月~金の平日のみ。つまり、土曜日の朝に届けたいときは金曜日の夕方までで間に合いますが、日曜日の朝や月曜日の朝に届けたいときは金曜日の夕方までに「到着日指定」で申し込む必要があるということです。

 この翌日便だと豊富な種類の台紙から選べて税込み840円から。料金にプラス210円を支払って、差額を「赤い羽根共同募金」に寄付する「募金付き」の台紙にもでき、この場合は赤い羽根のシールが貼られた台紙で届くそう。そのほか、プリザーブドフラワーやぬいぐるみ、SDカードなど、用意されたオプション品を同梱することもできます。

 ただし、翌日便は朝10時までに送ることはできますが、それ以外の時間、たとえば「明日18:00に××レストランに送りたい」といった指定は難しいことに注意。夕方からオープンするレストランに翌日便が10:00に届いて不在の場合は、直接ポストへ投函されるか、店側が郵便局へ再配達を申し込むことになります。


会員登録せずに注文することもできるが、会員登録すれば、配達状況や申し込み履歴がWebでいつでも確認できる 翌日便は「よくあさ10時郵便」で郵便局から朝10時までに届く。ちなみに送付状の「ご依頼人」もビジネス電報の会社名ではなく、依頼主の名前になっている

透明の袋に入っているので中身がカードだとわかりやすい。台紙の大きさは、閉じた状態でB5サイズ程度 開けると、指定した内容をプリントしたものが、台紙にセットしてある状態

「即日便」なら当日15:00まで申し込みが可能

 もうひとつの「即日便」のサービスは、郵便局の「レタックス」を利用したサービスです。このレタックス(http://www.post.japanpost.jp/service/letax/letax/)とは、郵便局へ用紙を持ち込んだりFAXで申し込むと、郵便局間でFAXを送受信してデータを送り、最寄りの郵便局から配達するという仕組み。ビジネス電報の即日便は、これをホームページ上から申し込めるように申し込みを代行しているようなイメージなわけです。

 即日便は、当日15:00までに注文を行なうとその日のうちに送付先の最寄りの郵便局から配達されます、ただし、4月1日からレタックスの価格改定と台紙の変更が行われるため、現在の台紙は3月31日までの受付予定だそう。

 また、即日の配達が必要であれば、先ほど紹介した別のネット電報「VeryCard」(http://www.verycard.net/)もおすすめです。インターネットから300文字まで1,260円で利用できますし、台紙の種類も豊富。即日便で選ぶ台紙の種類によってはVeryCardの方が安くなるケースもあります。このVeryCardの場合は、当日14:00までの申し込みで全国に即日配達が可能(一部地域を除く)。前日18:00までに申し込むと、式典などに合わせた時間指定も可能です。


即日便もお祝い・一般用11種類、お悔やみ用4種類のデザインから選べる。一番安い945円のデザインはもお祝い・一般用4種類、お悔やみ用が1種類 VeryCard
http://www.verycard.net/

即日配達が必要なら、ビジネス電報とは別のネット電報「VeryCard」も台紙の種類が豊富でおすすめ

文字数制限が400文字なら、電報の使い方も広がるはず

400文字までの文字数制限なら、格言や名言も引用しやすいし、個人的なエピソードなどを交えることも可能だ
 インターネットの電報だと、従来の「5文字で90円追加」のような文字数制限がないことで、電報の使い方も広がるはず。たとえば、400文字あれば自分の好きな格言や名言を引用してまとめることもできますし、「全角25文字×16行以内」と考えると、オフィスで寄せ書きのように2~3行ずつ使う方法もあります。1通840円ですから、より気軽に使うことができるのではないでしょうか。

 こんな風に電報の使い方がいままでより広がっても、やはり電報のような「形」になると「取っておきたい」と思う感覚はこの先もそうそう変わるものではないと思います。実は、先日自分の引越準備で荷物を整理していたところ、アルバムと一緒に昔もらった電報が出てきました。数十年前の電報を読み返すのもなかなか感慨深いもので、電子メールだと、この電報のように「読み返す」良さはなかなかないな、と実感したところです。

 もちろん、自分で台紙を買い、メッセージをプリントし、宛名を書いて郵便局に持ち込めばいいわけですが、台紙が数百円、翌朝10時郵便の料金が470円……などと計算していくと、840円は十分安いと納得できる額。冠婚葬祭やイベントは、もたもたしている間にタイミングを逃して送り損なってしまうのがなにより怖いもの。3・4月の卒業・入学シーズンが終わったあとも、4~6月、10月のブライダルシーズン、誕生日や母の日・父の日など、年中イベントはあるものです。思いついたときにすぐ行動できる、格安のインターネット電報は、覚えておくと便利ですよ。


URL
  ビジネス電報
  https://www.bd800.com/
  西村敦子の「使える! まる得サイト」バックナンバー一覧
  http://internet.watch.impress.co.jp/cda/marutoku_backnumber/


2007/03/16 10:29
西村敦子(にしむら あつこ)
1973年東京都生まれ。IT系出版社を経てフリーライター兼編集者に。「お得」「半額」「限定」に弱く、お得サイトを見つけては知り合いにメッセンジャーで送りつけている。ブックマークからリアルの机の上まで、整理が苦手なのが悩み。

- ページの先頭へ-

INTERNET Watch ホームページ
Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.