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Skype、AndroidやOS Xの旧バージョンはサポート終了へ

 米Microsoft傘下のSkype Communicationsは20日、「Skype」のサポートOSについて発表した。今後はWindows XP以降、OS X Yosemite(10.10)以降、Android 4.0.3以降、iOS 8以降をサポートするという。

 今回の旧バージョンOSのサポート終了は、P2Pからクラウドへの移行に伴うもの。モバイルでのグループビデオ通話、Skype翻訳、Skype Botsは、これにより実現したという。

 Skypeではサポート終了対象となるOSでは、「Skype for Web」を利用してほしいとアナウンスしている。

 サポートページによれば、OS Xで「Skype 7.0」以上を利用するには、OS X Mavericks(10.9)以降の環境が必要となる。

 このほか、Androidでは、「Skype 6.2」以上を利用するにはAndroid 4.0.3以降の環境が必要となるが、Android 2.3では「Skype 4」を用いることでSkypeそのものの利用は継続できるとのこと。また、ARMv6 CPUを搭載したAndroidではビデオ通話をサポートしないという。

 また、iOS 7以前では、基本的な機能を利用し続けることは可能だ。

 Windows RT、Mac OS X 10.6 Snow Leopard以前、Windows Phone 8.1/8については、2016年10月にサポートを終了する予定だ。