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NTTデータ、法人向けインターネットバンキングとFintechサービスをつなぐAPI連携サービスを10月提供

 株式会社NTTデータは26日、NTTデータが金融機関に提供する共同利用型法人向けインターネットバンキングサービス「AnserBizSOL」と、クラウド会計サービスなどのFintechサービスをつなぐAPI連携サービスを10月に開始すると発表した。

 NTTデータでは、Fintechサービスとインターネットバンキングを接続するAPI連携サービスとして、個人向けインターネットバンキングサービス「AnserParaSOL」のAPI連携サービスを4月より開始しており、さらに、法人向けインターネットバンキングサービスのAnserBizSOLについてもAPI連携サービスを提供する。

AnserBizSOL API連携サービス提供イメージ

 API連携サービスでは、各社に残高照会や入出金明細照会などの照会機能を提供する。これにより、各社が提供するクラウド会計サービスの利用者が、インターネットバンキングのIDとパスワードを預けることなく、より利便性の高い会計サービスを利用することが可能となる。

 API連携サービスの連携企業としては、freee株式会社および株式会社マネーフォワードと10月から連携を開始。株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)、弥生株式会社の2社とも順次連携を開始する。

 今後、API連携サービスは照会業務に加え、2016年度内に総合振込などの資金移動業務の対応まで提供範囲を拡大する予定。また、AnserBizSOLの利用金融機関だけでなく、他のインターネットバンキングサービス利用金融機関も含めた金融機関やFintech企業がAPI連携サービスをより円滑に利用できるよう、インターネットバンキングサービスにおけるAPI標準化を目指すとともに、Fintech企業と金融機関のさまざまな連携ビジネスの支援・促進を進めていくとしている。