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radiko、11日に開始したタイムフリー聴取機能に対応、Android向けアプリの提供を開始

 株式会社radikoは、Android向けアプリをバージョン「6.0.0」にアップデートし、IPサイマルラジオサービス「radiko.jp」で11日正午から提供している「タイムフリー聴取機能」の実証実験に対応した。タイムフリー聴取機能の対応環境はAndroid 4.1以降で、利用は無料。今後、iOS向けにも提供される予定。

 タイムフリー聴取機能は、過去1週間以内に放送された番組を番組表から選択し、3時間以内なら何度でも後から聴くことができる機能。実証実験の開始された11日には、4日以降の番組表から聴きたい番組を選択可能となっている。

 Androidアプリでは、画面上部の「タイムフリー」ボタンをタップして画面を切り替えると、過去の番組表を表示可能になる。横フリックで選局、上下に番組表をスクロールして1週間以内の聴きたい番組を選択する。番組名や出演者、キーワードから1週間以内の番組を検索することも可能。番組の画面を表示し、再生ボタンをタップすると、過去の番組を聴取できる。

 なお、聴取できるのは10日以前の番組の一部で、特定のタレント出演番組やスポーツ中継など、権利上の問題で一部聴取できない番組もある。

 番組の聴取画面に表示されるタイムバーを左右にドラッグすると、聞きたい個所を選べる。また「シェア」ボタンが設置されており、FacebookやTwitter、LINEを通じて番組の時間を指定したタイムフリー聴取画面のURLをシェアできる。URLには、英大文字3文字に省略された放送局名に加え、年月日と時間、分、秒が14桁の数字で表される。

 新バージョンの6.0.0では、タイムフリー聴取機能に対応したほか、ユーザーインターフェースも一新されている。

 また、タイムフリー聴取機能や番組のシェア機能は、PCでもウェブブラウザーで利用できる。