カンミ堂、Googleカレンダーと併用して紙の付箋でタスク管理するためのウェブサービス「1マイ手帳」

　付箋などを手がける文具メーカーの株式会社カンミ堂は6日、A4サイズの紙1枚に1日14時間の範囲で6日間の予定を印刷できるタスク管理用ウェブサービス「1マイ手帳」を開始した。利用は無料。

　1マイ手帳は、「スケジュール管理はデジタルで、タスク管理はアナログで」という考えのもとで開発されたタスク管理ツール。ウェブサイトで、タスクを管理したい6日間のうち最初の日付と印刷したい時間帯を指定して、14時間分をA4サイズの用紙1枚に出力できる。Googleカレンダーとの連携も可能で、カラー印刷を行えば、登録された予定を設定した色で出力できる。

　出力したA4用紙の左側に、同社の付箋「ココフセンカード」（500～580円、税別）にタスクを記入して貼り付け、出力したA4用紙のスキマ時間に貼り付け直して1週間分のタスクを管理することが想定されている。なお、ココフセンのサイズは42×12mmとなっている。

　同社では、発生したタスクはアプリに入力するより手元で書き留める方が直感的でスムーズと説明。アプリで管理している予定の隙間時間を分かりやすく可視化でき、タスクをいつやるかを計画しやすくなるとしている。

　1マイ手帳との連携を認証したGoogleアカウントで作成したカレンダーであれば、複数のカレンダーに登録された予定を、Googleカレンダーで設定した色で表示・印刷できる。なお、複数カレンダーの表示時には、終日にしている予定が一部表示されないことがあるとのこと。

　一方、ほかのアカウントで作成されたカレンダーは表示・印刷できない。例えば、Googleカレンダーのウェブページで「他のカレンダー」に表示されている「同僚のカレンダー」などがこれに該当する。また、2つ以上のアカウントのカレンダーを同時に表示・印刷することもできない。