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4段階でPCを保護するランサムウェア対策ソフト「ファイナルランサムディフェンダー」、AOSデータが4月発売

 AOSデータ株式会社は、ランサムウェア対策ソフト「ファイナルランサムディフェンダー」を4月5日に発売する。価格はダウンロード版が2980円(税別)。パッケージ版は5月発売の予定。対応OSはWindows 10/8.1/8/7。

 ファイナルランサムディフェンダーでは、マルウェア検査にBitDefenderのワクチンデータベースを利用。ファイルの実行時やダウンロード/コピー時に検査を行うほか、手動での実行も可能。実行プロセスの検査により、ファイルの破壊前にマルウェアを検出できる。このほか、おとりファイル検出、ふるまい検知、フォルダー保護の4段階でリアルタイムにランサムウェアからPCを保護する。

 おとりファイル診断では、ランサムウェアが最初に攻撃する場所におとりファイルを作成し、ファイル名の変更や暗号化などを試みるプログラムをランサムウェアとして判断して遮断を行う。ふるまい検査では、フォルダーリストの参照やファイルの変更を一定回数以上繰り返す実行プロセスを検出する。

 このほか、ユーザーの指定フォルダー内のファイルに対し、ランサムウェアによるファイルの生成や修正、削除から保護する。また、ファイルの変更時に自動的に元のファイルをバックアップする機能や、マルウェアに破壊されたファイルの復元機能も備える。