「Amebaなう」にCSRFの脆弱性、ユーザーの意図しない投稿が広まる


 サイバーエージェントが10日にPC版を開始したミニブログサービス「Amebaなう」に、クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性があり、これを利用したページのURLをクリックしたユーザーが意図しない投稿を行ってしまうという現象が広まった。

 CSRFは、外部のサイトに設置されたスクリプトなどにより、そのページを閲覧したユーザーに別のWebアプリケーションの操作を行わせてしまう攻撃。今回の場合は、Amebaなうにログインしているユーザーが該当のURLをクリックした場合、自動的にユーザー「hamachiya2(はまちや2)」をフォローし、「こんにちは こんにちは!!」というメッセージとURLをAmebaなうに投稿するという仕掛けになっていた。

 サイバーエージェントでは、ユーザーに対してこうしたメッセージに添えられているURLをクリックしないよう呼びかけるとともに、意図しない投稿の削除やフォローを外すよう呼びかけた。また、11日までには脆弱性を修正。問題のURLを含む投稿についても削除を行ったという。


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(三柳 英樹)

2009/12/14 17:39