Flash Player 6に脆弱性、MSがバージョンアップ呼びかけ


 マイクロソフトは13日、「Adobe Flash Player 6」の脆弱性に関する報告を確認したとして、セキュリティアドバイザリを公開した。現時点ではこれを悪用する攻撃は確認されていないが、Flash Player 6をアンインストールした上で、最新のバージョンをインストールするよう呼びかけている。

 Flash Player 6には複数の脆弱性が含まれ、ユーザーが特別に細工されたWebページを表示した場合、リモートでコードが実行される可能性があるという。これらの脆弱性は、最新のFlash Playerで修正している。

 なお、Flash PlayerはAdobe Systemsの製品だが、過去にWindows XPとともに提供されていた経緯があることから、マイクロソフトでもセキュリティアドバイザリを公開した。また、Adobeもサポートを終了している。


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(増田 覚)

2010/1/13 15:26