「Google Maps」サジェスト機能を10ドメイン・8言語に追加


「Google Maps」のサジェスト機能(Google LatLong公式ブログより画像転載)

 米Googleは22日、「Google Maps」検索のサジェスト機能を、さらに10ドメイン・8言語で利用できるようにしたと発表した。英語で利用できるようになったのは今回が初めてだ。

 Google Mapsのサジェスト機能はこれまで、ドイツ、中国、香港、台湾で提供されていた。今回新たに追加されたのは、米国、英国、カナダ、ロシア、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、チェコの国々となる。

 サジェスト機能では、入力された文字に基づき、表示されている地域に合わせてお勧めキーワードがドロップダウンリストに表示されていく。また、Googleアカウントにログインし、Web履歴機能を使用していれば、それに基づくパーソナライズされたお勧め機能も利用できる。

 なお、日本語版の「Google マップ」でもWeb履歴に基づくパーソナライズ機能は利用できるが、特に「maps.google.com」では、「maps.google.co.jp」よりも日本語の履歴機能が強化されているようだ。ただし、日本語によるサジェスト機能は利用できない。

 Googleでは今後、この機能の提供地域をさらに広げていきたい考えだ。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/4/23 11:26