SNSアプリ課金経験者の4割「スマホに変えて課金回数増えた」


 MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は14日、SNSの利用とアプリ課金に関する実態調査の結果を公表した。調査は11月30日から12月7日までインターネット経由で実施し、1738人から有効回答を得た。

 調査によれば、「GREE」「mobage(モバゲー)」「mixi」などのSNSの登録率は、フィーチャーフォン(携帯電話)ユーザーが81.5%、iPhoneユーザーが93.3%、iPhone以外のスマートフォンユーザーが87.7%だった。

 また、iPhoneおよびスマートフォンのユーザーを対象に、スマートフォンに機種変更する前と比べてゲームをする頻度が増えたかを質問したところ、iPhoneユーザーの58.6%、スマートフォンユーザーの36.9%が「増えた」と回答した。

スマートフォン機種変更後のゲーム頻度

 SNSのアプリで課金経験があると答えた人の割合では、フィーチャーフォンユーザーが21.9%で最も多く、以下はiPhoneユーザーが18.6%、スマートフォンユーザーが15.8%と続いた。

SNSサイト(GREE、mobage、mixiなど)アプリ課金経験

 さらに、SNSアプリの課金経験があるiPhoneおよびスマートフォンのユーザーを対象に、スマートフォン利用前と比べて課金回数が増えたかを質問したところ、iPhoneユーザーの44.4%、スマートフォンユーザーの38.9%が「増えた」と回答した。

スマートフォン機種変更後のSNSサイト(GREE、mobage、mixiなど)課金回数

 なお、課金経験者がSNSで使っている金額で最も回答が多かったのは、iPhoneおよびスマートフォンのユーザーが「500~900円」(27.8%)、フィーチャーフォンユーザーが「1000~1999円」(20.8%)だった。

SNSサイト(GREE、mobage、mixiなど)課金額

 決済方法については、iPhoneユーザーでは「クレジットカード」(72.2%)や「iTunes Cards」(27.8%)、スマートフォンユーザーでは「キャリア決済」(61.1%)や「クレジットカード」(38.9%)が多かった。


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(増田 覚)

2011/12/14 15:30