YouTube動画エディタに「揺れ」「暗さレベル」のワンクリック補正機能追加

　米Googleは21日、YouTubeの「動画エディタ」において、動画をワンクリックで修正できる機能2種類を数日中に追加すると発表した。

　修正できるのは、揺れが激しい動画と、暗くて見えにくい動画の2種類だ。アップロード時点で自動補正できるかどうかが判断され、可能な場合にはワンクリックで修正できるよう通知される。補正前と補正後をプレビュー画面で比較し、ユーザーはその補正を適用するかどうか選択できる。

補正前と補正後のプレビューを提示する通知画面（YouTube公式ブログより画像転載）

　Googleでは補正できる可能性がある動画の場面として、「公園でバイクのダブルバックフリップ演技を撮影した動画」「携帯電話で撮影したフラッシュモブ（ネットで示し合わせて群衆が集合して解散する）」「地下鉄内で歌っている動画」などを挙げている。

　YouTubeの動画エディタではすでに昨年、ワンクリックで手ぶれ補正や色補正を行える「I'm Feeling Lucky」ボタンを提供していた。今回の新機能も同じ研究チームによる成果だとしており、今後さらに多くの動画の問題を補正する機能を提供する計画だ。