Mac版EvernoteアプリがRetinaディスプレイに対応、更新通知機能も追加
Evernoteは19日、Mac向けのクライアントアプリ「Evernote for Mac」をアップデートした。ファイルの転送や共有の履歴を表示する「アクティビティ・ストリーム」機能が追加されたほか、ユーザーインターフェイスがRetinaディスプレイと対応なった。アプリはEvernote公式サイトからダウンロード可能。Mac App Storeでは後日配信する。
アクティビティ・ストリーム機能が追加された「Evernote for Mac」新バージョン(公式ブログより画像転載) |
新機能のアクティビティ・ストリームは、アクセス権のある共有ノートブックについて、更新状況などをよりわかりやすく通知するためのもの。新たに共有を開始したユーザーの名前とメールアドレスのほか、ノートの追加・編集・削除に関した情報などが表示される。なお、通知される情報は各ノートの最新1件分のみ。
また、新型MacBook Proに搭載されたRetinaディスプレイ(2880×1800ドット表示)への最適化も行われた。ユーザーインターフェイス上のボタン、テクスチャーなどの一新により、鮮明な表示を実現したという。このほか、各種バグ修正や安定性の向上も図られている。
新バージョンのアプリは現在、Evernote公式サイトでのみ配信している。Mac App Storeでの配信は、アップルの承認が降り次第、開始する予定。Mac App Store配信版アプリを利用中のユーザーがいち早く新バージョンを利用したい場合は、公式ブログの解説記事を元にアプリの切り換え作業(削除と再インストール)を行う必要がある。
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(森田 秀一)
2012/7/20 15:31
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