米Microsoft、次期「Office Web Apps」のプレビュー版を公開
米Microsoftは20日、ウェブブラウザーから利用できるOfficeアプリケーション「Office Web Apps」について、次期バージョンのプレビュー版を公開した。オンラインストレージサービスのSkyDriveまたはOffice 365プレビュー版から利用が可能。SkyDriveユーザーに対しては、Office Web Appsのプレビュー版を利用可能にするための特設リンクが用意されている。
Microsoftでは16日にOfficeの次期バージョン「Office 2013」のカスタマープレビュー版を提供開始しており、今回ウェブ版のOfficeであるOffice Web Appsについてもプレビュー版を公開した。
Office Web Appsの次期プレビュー版では、編集機能の改善、タッチ操作のサポート、共同作業、パフォーマンスの改善に注力して開発したと説明。編集機能の改善では、Wordのレイアウトツールや、Excelのデータ分析機能、PowerPointのアニメーションツールなどを追加。右クリックメニューを多くの場面で使用可能とし、コピー&ペーストやアンドゥ機能の改善、Excelの印刷機能の追加などを行っている。
また、Office Web AppsはHTML5で構築することで、プラグインを必要とせずより多くのデバイスのウェブブラウザー上で動作するように最適化。タッチ操作とマウス操作にそれぞれ適したユーザーインターフェイスを提供するとともに、スマートフォン向けのユーザーインターフェイスも強化した。
複数ユーザーによる共同作業では、従来サポートしていたExcel、OneNote、Wordに加えて、PowerPointでの共同作業にも対応。共同作業中のユーザーに対してメッセージを伝えるため、文書とは別にコメントを付けられる機能を追加した。
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(三柳 英樹)
2012/7/23 12:25
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