Adobe、「Flash Player 11.4」「AIR 3.4」を公開、脆弱性6件を修正


 米Adobe Systemsは21日、Flash Playerの最新版となるFlash Player 11.4(バージョン11.4.402.265)と、AIR 3.4を公開した。Windows版とMac版がAdobeのサイトからダウンロードできる。

 Flash Player 11.4では、計6件の脆弱性を修正。メモリ破損などにより、任意のコード実行を引き起こされる可能性のある脆弱性も含まれている。Adobeでは、脆弱性の危険度を4段階で最も高い“Critical”と判定し、特にWindowsユーザーに対して早急にアップデートを行うよう推奨している。

 同様に、Android 4向け(11.1.115.17)およびAndroid 3/2向け(11.1.111.16)のFlash Playerについても、同様の脆弱性を修正した最新版を公開。Flash Playerを内蔵しているGoogle Chromeも、最新版が公開されている。


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(三柳 英樹)

2012/8/22 12:19