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「Java 7 Update 10」公開、Windows版のセキュリティ設定が強化

 米Oracleは、Java SEのアップデートとなる「Java SE 7 Update 10」を公開した。

 今回のアップデートでは、Windows版のセキュリティ設定機能を強化。Javaのコントロールパネルの「セキュリティ」タブに「ブラウザでJavaコンテンツを有効にする」というチェックボックスが追加され、このチェックボックスをオフにするとブラウザー上でJavaアプリが動作しないようになる。

Javaコントロールパネルの「セキュリティ」タブ

 また、同じ「セキュリティ」タブには、セキュリティレベルを4段階で設定できる機能も追加。標準のセキュリティレベルは「中」で、無署名のJavaアプリが古いバージョンのJavaでの実行を要求した場合、警告を表示する。セキュリティレベルを「高」にすると無署名のJavaアプリについてはすべて警告を表示するようになり、セキュリティレベルを「非常に高」にするとすべてのJavaアプリの実行時に警告を表示する。

 このほか、Javaが最新の状態でない場合などに警告を表示する機能を追加。また、今回のアップデートから、OS X 10.8(Mountain Lion)とWindows 8のデスクトップモードが正式に動作環境に追加された。

(三柳 英樹)