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米Google、「Drive」「Gmail」「Google+ 写真」のストレージ統合を発表

〜Gmailの25GB制限も撤廃

 米Googleは13日、「Gmail」「Googleドライブ」「Google+ 写真」のストレージ容量を統合すると発表した。この変更は「数週間かけてロールアウトしていく」予定だ。

 これまでは各サービスがそれぞれ個別のストレージ容量を持っていたため、余った分を他のサービスで使用することはできなかった。

 この変更によって、自分が保有するストレージ容量の配分を、自分で決められるようになった。また、Gmailで使用できる最大ストレージ容量が25GBであるとのこれまでの制限が撤廃された。

 これまでの容量プランでは、無料ストレージ容量としてGmailが10GB、GoogleドライブとGoogle+ 写真が合わせて5GB、合計15GB提供されていた。この容量を超えた場合は、Googleから有料ストレージ容量を購入でき、GoogleドライブとGoogle+ 写真のストレージ容量を増やすと同時にGmailのストレージ容量制限も25GBまで拡大されていた。

 新しい容量プランでは、Googleから15GBの無料ストレージ容量が提供される。この範囲内であれば、どのサービスにどれくらいの容量を使用するかはユーザーにゆだねられることになる。例えば、Google+ 写真に高解像度の写真をたくさんアップロードしたい、またはGoogleドライブにたくさんのファイルを保存したいという利用者は、Gmailの使用容量を減らすなど、ユーザーが設定できるようになる。

 さらに、Gmailのストレージ容量の最大制限が撤廃されたため、有料ストレージ容量を最大限の16TB購入した場合、Gmailだけで16TBまで使用することも可能となる。

 ストレージ容量の価格設定も改定された。これまでの最低価格は月額2.49ドルで25GBだったが、今回から月額4.99ドルで100GBとなった。

 ビジネスユーザー向けの変更もある。Google Appsユーザーは、GmailとGoogleドライブ合わせて30GBのストレージが提供されることになった。このストレージ使用容量には、Googleドキュメントで作成されたドキュメント分は今まで通り適用されない。また、Google Apps利用者に対しても、Gmailの25GB最大容量制限が撤廃されている。

 Googleドライブストレージのダッシュボードデザインもあわせて変更された。現在使用しているストレージの内訳が円グラフで一覧できるようになり、この画面から有料ストレージの購入が可能だ。

 今回の変更によって、各サービスに分かれたストレージではなく、1つのオンラインストレージで様々なアプリケーションを利用するという考え方が明確になった。今回の変更で、「Googleドライブ」という名称がこれまで以上にしっくりきそうだ。

(青木 大我 taiga@scientist.com)