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「Firefox 23」ベータ版公開、共有ボタン追加、混合コンテンツブロックなど

 Mozillaは27日、ウェブブラウザー「Firefox」の次期バージョンとなる「Firefox 23」のベータ版を公開した。

Firefox 23ベータ版

 Firefox 23ベータ版では、Social API対応のサービスを通じて閲覧中のページを共有するためのボタンが追加。セキュリティ面では、中間者攻撃やHTTPSを利用するページの盗聴を防ぐため、HTTPとHTTPSが混在する「混合コンテンツ(Mixed Content)」を標準でブロックするようになった。

 Windows版では、DVXA2を利用したH.264のデコードに対応(Windows Vista以降)。Mac版では、Mac OS X 10.7以降で採用された新しいスクロールバーをサポートした。

 また、Android版Firefoxについても、ベータ版(Firefox Beta)の新バージョンを公開。新しいベータ版では、スマートバーにドメインの自動補完機能が搭載され、入力中にURLの候補が表示されるようになった。スマートバーからの検索については、アドオンマネージャーからデフォルトの検索エンジンの変更が可能になった。

 RSS購読機能も追加され、RSSリーダーにフィードを簡単に登録できるようになった。日本語では現在この機能は動作しないが、ベータ開発期間中に、My Yahoo!またはlivedoor ReaderのRSSフィードに登録できるようになる予定としている。

Android版Firefox Beta

(三柳 英樹)