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ソニー、nasneの録画番組をHD画質で持ち出せるポータブルサーバー「WG-C20」
（2013/9/30 14:01）
ソニーは、無線LAN接続ストレージやUSBポータブル電源などの機能を併せ持つポータブルワイヤレスサーバー「WG-C20」を10月25日に発売する。市場推定価格は1万円前後。
「WG-C20」は、SDメモリーカードスロットと無線LAN（IEEE 802.11b/g/n対応）を搭載し、スマートフォンやPCから無線LAN接続でSDメモリーカード内のファイルの再生や保存ができるワイヤレスサーバー。本体に3000mAhのバッテリーを搭載し、スマートフォンやタブレットへの給電にも対応する。本体サイズは約71×144×9mm。重量は約135g。連続使用時間は最大10時間。
従来機種（WG-C10）からの強化点としては、新たにNFCに対応。NFC対応のスマートフォンなどではワンタッチで専用アプリケーションが起動し、無線LAN接続の設定がワンタッチで行える。
サーバー機能では新たにDLNAに対応し、SDメモリーカード内の写真や動画、音楽などをネットワーク内のDLNA対応機器で再生が可能。USBホスト機能も強化し、USB接続したポータブルHDD内のファイルの利用にも対応する。また、アクセスコントロール機能の搭載により、共有するフォルダーの指定が可能となった。
新コンテンツ保護技術の「SeeQVault（シーキューボルト）」にも対応し、ソニー製ネットワークレコーダー「nasne」で録画した番組をHD画質のまま転送して、外出先で視聴できる。利用にはSeeQVault対応のmicroSDHCメモリーカードと、スマートフォンやタブレットに専用のAndroidアプリ「おでかけ転送 for WG Series」のインストールが必要。
SeeQVault対応のmicroSDHCメモリーカード「SR-16SA」（16GB）、「SR-32SA」（32GB）も10月25日に発売する。市場推定価格はSR-16SAが4500円前後、SR-32SAが8000円前後。
