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中高生同士のコミュニケーション、「LINE」が「通話・メール」を上回る

 英会話スクール「Gaba」を運営する株式会社GABAは8日、全国1000人の中高生を対象にした「中高生の日常生活と勉強に関する調査」の結果を公表した。調査対象となった携帯電話所有の中高生のうち、75.6%がスマートフォンを所有しており、友達とのコミュニケーション方法は「LINE」が「通話・メール」を上回った。

 調査は、ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする全国の中高生男女を対象としたモバイルリサーチで、調査期間は9月4日〜9日。回答数は1000人(有効回答から性・学年が均等になるように抽出)。調査はモバイルリサーチのため、フィーチャーフォンかスマートフォンのどちらかを持っている中高生が対象となっている。

 全回答者に、フィーチャーフォンとスマートフォンの所有状況を聞いた調査では、フィーチャーフォンの所有率は38.3%、スマートフォンの所有率は75.6%となった。スマートフォンの学年別の所有率は、中学生が77.6%、高校1年生が86.8%、高校2年生が73.2%、高校3年生が64.8%。その他のモバイル端末の所有率は、タブレットが15.2%、電子書籍リーダーが3.7%。

 また、「持っていないが、持ちたいと思う」という回答の割合は、スマートフォンでは19.2%、タブレットでは46.6%あり、所有率は今後さらに上昇する可能性があると分析している。

モバイル機器の所有状況(単一回答):英会話のGaba調べ

 1日のうち、「インターネット利用」「ケータイ・スマホでのゲーム」「テレビ視聴」にどれくらい時間を割いているかという質問では、それぞれ1日あたりの平均時間は、「インターネット利用」が164分(2時間44分)、「ケータイ・スマホでのゲーム」が105分(1時間45分)、「テレビ視聴」が128分(2時間8分)となった。

 男女別では、「インターネット利用」は女子が184分(3時間4分)で男子より41分長く、「ケータイ・スマホでのゲーム」は男子が127分(2時間7分)で女子より44分長い。

1日のメディア接触平均時間(単一回答の各選択肢の中間値を用いて平均を算出):英会話のGaba調べ

 親とのコミュニケーションでは、「直接会話」(対父親85.5%、対母親91.6%)や、「ケータイ・スマホでの通話・メール」(対父親54.7%、対母親68.7%)が主な方法となっており、「LINE」(対父親15.6%、対母親23.7%)がそれらに続く。

 一方、友達や異性とのコミュニケーションでは、「直接会話」(対友達87.9%、対異性71.9%)の次に高いのが「LINE」(対友達79.8%、対異性62.3%)で、「ケータイ・スマホでの通話・メール」(対友達71.5%、対異性41.8%)を上回った。1日のコミュニケーション平均時間は、対父親が39分、対母親が91分、対友達が187分、対異性が53分。

コミュニケーション方法(複数回答形式):英会話のGaba調べ

 このほか、中高生の勉強事情を聞いた質問では、好きな教科は「体育」「音楽」「理科」の順、嫌いな教科は「英語」「数学」「国語」の順となった。英語については「小学校の教科に英語があってほしかった」という回答が全体の57.1%に達しており、勉強における悩みでは「勉強のやる気が出ない」が77.7%で最も高い結果となった。

(三柳 英樹)