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東芝、USBポータブルHDD「CANVIO」シリーズに「Pogoplug」付きの新機種

 株式会社東芝(セミコンダクター&ストレージ社)は、USB接続ポータブルHDD「CANVIO」シリーズの新機種として「CANVIO CONNECT」を10月26日に発売すると発表した。「Pogoplug」のソフトをバンドルしており、外出先などでスマートフォンやタブレットから同HDD内のデータにアクセスできるとしている。アルミボディを採用した従来機種の「CANVIO SLIM」についても、容量バリエーションを追加して新機種を同じく10月26日に発売する。

 CANVIO CONNECTは、容量が500GB(店頭想定価格1万円前後)/1TB(同1万3000円前後)/2TB(同2万3500円前後)の3モデルがあり、本体カラーはブラック/ブルー/レッド/シルバー/ホワイトの5色のバリエーションがある(500GBモデルはブラック/シルバー/ホワイトの3色)。

 対応OSは、Windows 8.1/8/7、Mac OS X 10.8/10.7/10.6.6以降(Intel CPU搭載モデルのみ)。インターフェイスはUSB 3.0で、電源はUSBバスパワー方式。本体サイズは、500GB/1TBモデルが79×111×15mm(幅×奥行×高さ)、2TBモデルが79×111×20.5mm(同)。

 CANVIO CONNECTには「Pogoplug PC」ソフトを内蔵。これをUSB接続したPCにインストールしておくことで、PC内やCANVIO CONNECT内のデータにスマートフォンやタブレットからインターネット経由でアクセスできる。なお、スマートフォンやタブレットには専用アプリ「Pogoplug」をインストールしておく必要がある。

 また、特定のデータを複数ユーザーで共有できる機能があり、家族や友人などに見せたい写真などを公開できるとしている。

 このほか、CANVIO CONNECTの購入者には、Pogoplugを提供する米Cloud Enginesのクラウドストレージ10GBも提供される。

 なお、CANVIO CONNECTの出荷時フォーマットはWindows用NTFSだが、Mac用のNTFSドライバーソフト「Tuxera NTFS for Mac」を内蔵しており、これをMac OS X環境にインストールすることで再フォーマットすることなくWindowsとMac OS Xの両方の環境でデータの読み書きができるとしている(ただしこの場合はMac OS XのTime Machine機能は使用できない)。さらにWindows用には、データバックアップソフト「ファイナル丸ごとバックアップ」も内蔵している。

「CANVIO CONNECT」のカラーバリエーション

 CANVIO SLIMは、500GBモデル(店頭想定価1万500円前後)に加えて、1TBモデル(同1万3500円前後)をラインナップした。こちらの機種もPogoplug PCなど3種類のソフトを内蔵しているほか、Cloud Enginesのクラウドストレージ10GBが提供される点はCANVIO CONNECTと同じ。本体サイズは、500GBモデルが75×107×9mm(幅×奥行×高さ)、1TBモデルが75×107×12.5mm(同)。カラーバリエーションはブラック/シルバーの2色。

(永沢 茂)