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現在も約15〜20万人がP2Pファイル共有ソフトを使用、ネットエージェント調査

 ネットエージェント株式会社は16日、2013〜2014年の年末年始期間における、代表的なP2Pファイル共有ソフト「Winny」「Share」「Perfect Dark」の利用者数(ノード数)調査の結果を公表した。

 調査によると、期間中の各ソフトのノード数は、WinnyとPerfect Darkが5万前後、Shareが4万前後で推移。計測日ごとの利用者数から、約15〜20万人のユーザーが現在もこうしたP2Pファイル共有ソフトを利用していると推測している。

年末年始のP2Pファイル共有ソフト利用者数(ノード数)

 報道発表などから判明した情報をもとに、2013年に警察によって逮捕・検挙されたP2Pファイル共有ソフトを利用した違法行為の集計では、Shareの利用によるものが50%を占めており、以下はPerfect Darkが20%、Cabosが11%、μTorrentが11%などとなっている。

 犯罪種別の割合では、著作権法違反が66%と圧倒的に多く、以下はわいせつ物陳列罪が19%、児童ポルノ禁止法違反が15%。この点から、共有可能なファイルサイズの制限(上限2GB)があるWinnyよりも、より大容量な映像系の著作権侵害ファイルが多く流通可能なP2Pファイル共有ソフトの方が、結果として取り締まりの対象になる頻度も高くなったと推測している。

 また、逮捕・検挙された年齢層は、30代が44%、40代が34%と多数を占めており、一般にP2Pファイル共有ソフトの利用は10代〜20代に多いものと思われがちだが、実際のところは異なっているようだとしている。

(三柳 英樹)