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「TweetDeck」アカウントを3月末で廃止、利用にはTwitterアカウントへの切り替え必須に

 米Twitterは、デスクトップ向けTwitterクライアント「TweetDeck」において、TweetDeckアカウントを3月31日で廃止すると発表した。今後、TweetDeckへのログインはTwitterアカウントを利用することになる。

TweetDeckでTwitterアカウントでのログインに切り替える設定画面

 TweetDeckアカウントは、Twitterアカウントとは別にTweetDeckの管理に利用するもので、アカウントのメールアドレスとパスワードでログインすることができた。Twitterでは、ログイン方法の移行理由としてセキュリティ向上のためとしており、モバイル端末を利用した不正ログイン防止機能「ログイン認証」を利用できるようになる。

 TweetDeckの設定からTwitterアカウントでのログインに切り替えできる。また、TweetDeckにログインすると、Twitterアカウントへの切り替えを促すメッセージが数日中に表示される。3月31日までにログイン方法を切り替えるとTweetDeckの設定は保持されるが、4月1日以降は、TweetDeckアカウントでログインできなくなり、TweetDeckの設定も無効になるという。

 なお、これまでTwitterアカウントでログインしていたユーザーは、特別な操作不要で引き続き利用できるとしている。

(山川 晶之)