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パスワードを共有せずにTwitterアカウントを共有できる新機能、「TweetDeck」に搭載

 米Twitterは17日、デスクトップ向けTwitterクライアント「TweetDeck」において、パスワードを共有せずにTwitterアカウントを共有できる新機能「TweetDeck Teams」を公開した。ウェブブラウザー版、Chrome版、Windows版の最新版で利用できる。

パスワードを共有せずにTwitterアカウントを共有できる「TweetDeck Teams」

 これまでTwitterアカウントを部署内などの複数メンバーで共有するには、パスワードを共有する必要があった。これに対してTweetDeck Teamsでは、アカウント管理者が指定したユーザーを、Twitterアカウントを共有できるチームに追加することができる。追加されたユーザーは、共有アカウント上でリストを作成したり、他アカウントのフォロー/リムーブ、ツイートなどを行うことができる。なお、チームからの除外は管理者のみが行える。

 アカウント管理者は、最新バージョンにアップデートしたTweetDeckのナビゲーションバーから、共有したいアカウントを選択し、チームに追加するユーザー名(Twitterアカウント)を入力。該当ユーザーにメールが送信され、チームに追加される。なお、共有アカウントを利用するユーザーもTweetDeckを利用している必要がある。

 すでにパスワードを共有することでTwitterアカウントを共有している場合は、追加したユーザーのみが使えることを保証するために、パスワードの変更やアカウントにアクセスするアプリの連携解除ができるとしている。

(山川 晶之)