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「GALAPAGOS STORE」がUI刷新、試し読みをしやすく、無料本の拡充も

 シャープ株式会社は22日、Android/iOS/Windows対応の電子書籍ストア「GALAPAGOS STORE」をリニューアルした。

 まず、ユーザーインターフェイス(UI)面でマルチプラットフォーム対応を強化した。端末の画面解像度に合わせてレイアウトを切り替えるレスポンシブウェブデザインを採用。3~5型のスマートフォン、5~10型のタブレット、10型以上のPCのいずれでも最適なレイアウトで快適に閲覧できるとしている。

レスポンシブウェブデザインによる、画面解像度に応じたレイアウト切り替えのイメージ

 また、書店としての“売り場の陳列方法”も変更。どのカテゴリーも一律に同じUIで表示するのではなく、書籍・コミック・雑誌・定期購読の各カテゴリーの特性に合わせたトップページにしたという。今回は特に雑誌カテゴリーに注力し、表示のサムネイルを大型化することでその号の特集タイトルなども分かるようにした。また、バックナンバーも選びやすくしている。

 ユーザーが気になった本を簡単に試し読みできるよう、「試し読み」ボタンを従来よりも大きく・見やすいように変更するとともに、なるべく浅い階層でも試し読みできるよう、トップページやカテゴリートップページなどの一覧画面などにも同ボタンを表示するようにした。

トップページにも「試し読み」ボタンを表示

 「青空文庫」(約1万1000冊)などの無料コンテンツも拡充。電子書籍の初心者でも、試し読みを利用して手軽に電子書籍を楽しめるとしている。また、新規入会者のネット書庫に無料体験本をプリセットすることで、すぐに電子書籍の閲覧体験を行えるよう配慮した。

 機能面では、「マイメニュー」機能を追加した。頻繁に訪問するカテゴリートップページ、連載中の書籍やコミック、お気に入りの作家などを登録しておけば、目的のページに少ないタッチ数でアクセスできる。

 GALAPAGOS STOREではリニューアルを記念し、「全巻パック ポイント還元キャンペーン」「歴代人気書籍Top30 ポイント還元キャンペーン」「歴代人気コミックTop30 ポイント還元キャンペーン」を順次開始する。

(永沢 茂)