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SNSアクティブユーザーの7割「仕事中も閲覧」、「有効利用できた」は3割

 トレンド総研は21日、仕事におけるソーシャルメディア利用に関する調査結果を発表した。調査は4月24日から26日まで、25歳から39歳までの男女500人を対象にインターネット経由で実施したもの。

 SNSのアカウント所有率では「Facebook」が51%、「mixi」が50%、「Twitter」が43%の順。1サービスでもSNSのアカウントを持っているという人は74%に上った。いずれかのSNSを1週間に1回以上の頻度で利用しているという人は全体の55%だった。

 SNSを1週間に1回以上利用していると答えたアクティブユーザー277人のうち、「仕事中に閲覧する」と答えた人は69%。このうち、SNSの情報が仕事に生かされた経験があるという人は28%にとどまった。

 具体的に仕事に生かされた経験を聞いたところ、「自社商品に関する声を聞けた」や「イベントの告知をしている」など情報収集や情報発信に使っているという意見や、「次の仕事につながる関係ができた」や「IT技術のグループを立ち上げ、ディスカッションを行った」などの人脈構築に関する意見が上がった。

 こうした意見を踏まえてトレンド総研は、「SNSが活躍する場面はさまざまで、かつ、多くの人にとって必要な内容。今後、仕事においてSNSを生かしたいという人は増加していくのではないか」と予測している。

(増田 覚)