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SCE、「PS4」の本体を初公開、価格は399ドル
(2013/6/11 14:10)
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は11日、次期ゲーム機「プレイステーション 4(PS4)」を2013年末商戦に北米および欧州で発売すると発表した。価格は399米ドル/399カナダドル/399ユーロ/349ポンド。日本での発売時期や価格については言及していない。
また、米国ロサンゼルスで現地時間6月10日に開催したソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカ(SCEA)のプレスカンファレンスで、PS4の本体を初めて披露。同地で6月11日~13日に開催される世界最大級のゲーム見本市「Electronic Entertainment Expo(E3)」のSCEAブースでも展示する。
PS4はの外観は表面を4つのブロックに分け、連結部にディスクスロット、ボタン類、電源ランプ、通風孔を集約して配置。電源ボタンを押すと、本体上面に直線状に伸びる電源ランプが「プレイステーション」のブランドカラーである青色に淡く光り、起動したことを知らせる。本体サイズは約275×53×305mm(予定、最大突起含まず)。重量は約2.8kg。
周辺機器として、本体と同色のPS4専用ワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK 4」(希望小売価格59米ドル/59カナダドル/59ユーロ/54ポンド)や、「PlayStation Camera」(希望小売価格59米ドル/59カナダドル/49ユーロ/44ポンド)も本体と同時に発売する。
また、ネットワークサービス「プレイステーション ネットワーク」の名称を「PSN」に変更するとともに、PS4の発売に合わせて有料メンバーシップサービス「プレイステーション プラス(PS Plus)」の拡充を発表。本体と同時発売を予定しているソーシャル連携レーシングゲーム「#DRIVECLUB」の基本機能のすべてを利用できる「#DRIVECLUB PS Plus エディション」をフリープレイタイトルとして提供する。
ハードウェア仕様は従来公表していた通りで、プロセッサーには専用に開発された8つのx86-64アーキテクチャーのCPUコア(x86-64 AMD "Jaguar")と、AMDの次世代RadeonベースのGPUを搭載。メモリは8GB GDDR5。500GB HDDとBD/DVDドライブを搭載する。通信はイーサネット(1000BASE-T/100BASE-X/10BASE-T)、IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 2.1(EDR)に対応。AV出力はHDMIと光デジタル出力端子。入出力はUSB 3.0ポート×2とAUXポート×1。