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「Google Chrome」セキュリティアップデート、Flash関連の脆弱性を修正

 Googleは18日、Google Chromeの最新版安定版となるバージョン27.0.1453.116を公開した。Windows版、Mac版と、Internet Explorer用プラグインのChrome FrameがGoogleのサイトからダウンロードできる。既存ユーザーに対しては自動的にアップデートが提供される。

 最新版では、Flash Playerの設定画面に存在するクリックジャッキングの脆弱性を修正。脆弱性の危険度は4段階で上から3番目の「Medium」と評価している。

 このほか、1つのページに複数のフラッシュ動画がある場合に再生できない問題や、Canvasのレンダリングに関するバグなどの不具合を修正している。

 また、Linux版のGoogle Chromeについては、バージョン28.0.1500.45を最新安定版として公開。Linux版については動作要件がUbuntu 12.04以上、Debian 7以上、OpenSuSE 12.2以上、Fedora Linux 17以上に変更された。

(三柳 英樹)