ニュース

「フォト蔵」、3年以上利用のない会員データ削除などサービス仕様変更

 株式会社デジタルガレージが運営する写真共有コミュニティサービス「フォト蔵」は、12月20日に利用規約を改定し、3年間利用のない会員のデータを削除するなどサービス仕様の変更を行う。

 デジタルガレージでは、フォト蔵は2005年のサービス開始以来、できるだけ制限の少ない形でサービスを提供してきたが、写真データの高解像度化や回線の高速化、モバイルデバイスの普及などにより、アップロード障害やアクセス障害の発生などがあったと説明。ユーザーにより快適にサービスを利用してもらうため、サービスの仕様変更を行うとしている。

 仕様変更により、2014年1月14日から、3年間以上ログインまたは写真アップロードのない、いわゆる“休眠ユーザー”の会員情報とアップロードデータを順次削除する。携帯電話など、Twitterと連携してフォト蔵のアップロード機能のみを利用しているユーザーも対象となるが、本登録を行うことでログインできるようになり、写真の編集も可能になる。

 また、写真の保存サイズを最大長辺2048ピクセルに変更する。従来のフォト蔵ではアップロードしたオリジナルデータも保存していた。ファイルサイズについても、1枚あたり最大15MBに制限する。

 一方、より大容量での利用を希望するユーザー向けには、月額500円(税別)の有料オプション「フォト蔵プラス」を提供。標準では月1GBまでのアップロード容量が月5GBに拡張され、最大長辺2048ピクセルの制限がなくなる。また、PC、スマートフォンともに広告が非表示になる。

(三柳 英樹)